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月別一覧

ひあり奈央の占星術 6/1〜6/30

2020 年 6 月 1 日 月曜日

ひあり奈央

 

 

自粛生活も落ち着いてきて、以前より気軽に外出ができるような雰囲気になってきました。リモートワークに移行していくというような大きい流れは変わらないでしょうがリアルに人と接する機会も次第に増え、コミュニケーションが活発になります。自分と他人の状況の比較などをしながら、これからの動きに向けて、情報収集に忙しい人も多くなるでしょう。今月、特に中旬以降まではすでに古くなったものは何か、終わらせられる物は何かを真剣に考える時ですし、考えなくてもそのような流れになっていくでしょう。今までの世界で特に必要なかったものを明らかにし、それをクリアリングし、まとめていきます。

今月の重要な天体配置日は6月21日で、この日はかに座の0度で新月、そして日蝕です。このタイミングで、今までの古いペルソナを手放し、新しい看板や旗を掲げようと決意する人も多そうです。またはより具体的に出来事として体験する人も多く、28日頃から新しいチャレンジを試みる人も多そうです。新しいプロジェクトを試したいという衝動は今月末から約半年間続きます。その間にトライ&エラーを繰り返すかもしれませんが、柔軟に変化していければ良い結果が得られるでしょう。恋愛中の人、パートナー募集中の人は過去の恋愛や恋人に気持ちが引っ張られそうな時期となります。色々と考えて迷いが生じそうですし、突然に心変わりをする傾向も多い天体配置なので、もし長期的には平和な関係を望んでいるのだったら、衝動に惑わされずに落ち着いて過ごすことをお勧めします。

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耳にコバン ちょっとためになるボク的ロックンロール通信 第12回

2020 年 5 月 15 日 金曜日

第12回 オールライト

コバン・ミヤガワ

 

ボクにとって、そのカタカナ三文字は、耳にする分には心地いいワードだ。

語呂が良く、小気味いい。つい言いたくなる。

 

ところがどうだ、最近毎日テレビやら、ネットで耳にするその耳障りのいい三文字は、目に見えず、知らぬ間にボクたちの体に入り込み、蝕もうとする。

世界中で人々を見えない恐怖で怯えさせている。 (続きを読む…)

日々是好日 第8回

2020 年 5 月 15 日 金曜日

山本有紀

 

◇2020年4月◯日

横浜地裁民事部から事務所に繰返し電話がある。緊急事態宣言発令を受けて5月6日までの期日は取消し・おって指定とのこと。各事案の依頼者さんに事情を伝える電話をする。

 

⁂ ⁂ ⁂

 

3月末に横浜の家庭裁判所に行ったとき、申立人待合室の窓とドアが全開になっていた。

風がびゅーびゅー通り抜け、裁判所もコロナ対策大変だな……と思いつつもまだこの時点の私は、期日が取消しになるとは予想していなかった。

期日というのは、裁判の日程(日程にもいろいろ種類があるがここでは割愛)のことで、一般の民事事件であれば事案にもよるが約1ヶ月おきに期日が入る。多くの場合はその日の期日の最後に、次の期日を決める。裁判官が「○月○日の午後はどうですか?」等というので、訴訟の両当事者(代理人がいればその代理人(弁護士))が「お受けできます」や「その日は差支えです……」等と答えて次の期日の日程が決まる。 (続きを読む…)

あてにならないおはなし 第7回

2020 年 5 月 15 日 金曜日

第7回 「故郷のことばを手繰りよせて」

阿部寛

 

寿識字学校で人生の岐路(分かれ道)に立ちながら、行く方向を探しあぐねていたとき、わたしの背中をぐっと押してくれる出来事があった。毎週金曜夜に識字学校に通い、何とか上手に文章を書こうとばかり努めたものの、書き出されることばは、からだの奥深くにある実感とはかけ離れた、よそよそしいものばかりだった。

識字学校に通って半年も経ったころだろうか、主宰の大沢敏郎さんから「阿部さん、ふるさとのことばで書いてみないか」と助言をもらい、戸惑いながら書いてみた。

なにせ、学校教育の中でふるさとのことばで書くということは、体験がないし、タブーでもあった。

ふるさと山形県新庄市のことば・新庄弁は、わたしを育ててくれた原初のことばだ。だが、それは話しことばとしては使い続けてきたものの、書きことばとして活用してきたことはないのだ。さあ書こうと思い立っても、ことばが出てこない。さらに、新庄弁の発音を正確に復元する文字表記がないのだ。例えば、O(お)とWO(を)とWHO(うぉ)の間には微妙な発音の違いがある。E(え)とYE(ゑ)とWE(うぇ)も同様だ。それ以外にもドイツ語のウムラウト(¨)ような発音もある。また、「し」は「す」で、静音が濁音になることもしばしばである。 (続きを読む…)

産婆さんを訪ねて 第12回

2020 年 5 月 15 日 金曜日

第12回 中国山地の母子健康センター

むらき数子

 

 

●「産婆になれ」

 

1943(昭和18)年、日高ハツヱさん(1929=昭和4生れ)が高等小学校を卒業すると、父親は「産婆になれ」と言って「広島県医師会看護学校」に入学させました。娘5人の長女に産婆を営ませ、婿を迎えて農家を継がせようとしたのでした。

 

ハツヱさんが育った島根県邑智郡矢上村(おおちぐんやかみむら)は、1955(昭和30)年に石見町(いわみちょう)となり、2004(平成16)年からは邑南町(おおなんちょう)です。中国山地の山あいの邑南町は、豪雪地帯に指定され、農業を基幹産業としています。 (続きを読む…)

一杯の紅茶と英文学 〜『赤毛のアン』のお茶会編〜 第4回

2020 年 5 月 15 日 金曜日

第4回【アンと「家」について考える】

南野モリコ

アンと出会って「男になった」マシュー。

 

『赤毛のアン』がきっかけで欧米のおもてなしのカルチャーに目覚めた筆者が、お茶とお茶会の場面から『アン』を深読みするコラム第4回です。「ふーん、こんな読み方もあるのね。リモートお茶会やりたい」と言いながら、気楽にお読み頂けると嬉しいです。

 

さて、新型コロナウイルス感染拡大予防のため外出自粛を余儀なくされて1ヶ月が過ぎました。「ステイホーム」が世界共通のスローガンになり、ゴールデンウィークが「ステイホーム週間」に塗り替えられました。連休と言っても家で紅茶を飲むか本を読む以外に予定がない筆者にとっても、「外出できない」となると不自由さを感じます。インドア派を自称している人であっても、これほど「家にいること」と向き合うのは初めてではないでしょうか。

 

家にいなくてはいけない息苦しさは、家はステイする場所ではなく、「帰ってくる」場所であることを思い出させてくれました。家の中でできることは意外とありません。家族全員が家にいるのですから、1人で泣くことさえできません。 (続きを読む…)

ひあり奈央の占星術 5/1〜5/31

2020 年 5 月 1 日 金曜日

ひあり奈央

今月もなるべく外出せずに静かに過ごすという流れが続きそうです。
長引いている新型コロナウイルスの影響についても4月23日に起こった新月前後には、個人個人それぞれの現実に沿って、具体的に考えることができるようになったと思います。また自己価値や能力に関して新しい発見があったり、新しい仕事のやり方を取り入れて変化させていくことを決めた人も多かったのではないでしょうか。
それは突然降ってきたアイデアだったかもしれません。今月はその準備や、それに向けてやるべきことが明確になりやすく努力や模索をする時でもありそうです。またこのコロナ騒動で収入が下がったり、休業せざるを得なかった人がその対策のために具体的に行動する1カ月になりそうです。
5月23日のふたご座で起こる新月の頃は、具体策が見つかる人が多い天体配置です。それは応急処置的かもしれませんが、次に向けてのステップを掴みやすいタイミングとなります。
また、今月前半は、感情的に孤独になりやすい時でもあるので、特に一人暮らしの人などは積極的に電話やオンラインなどで人と関わるようにしてください。気がついたら何日も誰とも話してないということがないように、体調だけではなくメンタルの管理もしっかりと行っていきましょう。

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耳にコバン ちょっとためになるボク的ロックンロール通信 第11回

2020 年 4 月 15 日 水曜日

第11回 ワールドワイドに聴いてみる

ここ数年、いろんな国の音楽に熱を上げている。

 

これまで聴く音楽といえば、日本、アメリカ、イギリスのポピュラーミュージックが主だったが、いろんな地域の素晴らしい音楽を聴き漁っている。

あてにならないおはなし 第6回

2020 年 4 月 15 日 水曜日

第6回 「愛すべき伝説の男」

阿部寛

 

人生は、出会いの縦糸と別れの横糸が織りなす織物だ。どれ一つとして同じ色柄はない。私の織りの基調は、20歳代後半、ある男との出会いによって劇的に変化した。

 

遠方から大きく手を振って近づいてくる男がいる。赤のベレー帽に紫のダボシャツを着て、首には大きな望遠鏡をぶら下げている。

 

「どっから来たと? 何しに来たと?」

 

何とかこれだけは聞き取れた。奇妙ないでたちだが、ニコニコした笑顔と愛嬌のある瞳から、悪い男ではなさそうだ。

この男の名前は、中西清明。寿町を初めて訪問した日、最初に声をかけてきたのがこの人だ。寿町への来訪者を監視するのが役割でもあるかのように、愛用の望遠鏡で新参者を見極め、わたしに声をかけてきたのだ。 (続きを読む…)

産婆さんを訪ねて 第11回

2020 年 4 月 15 日 水曜日

 

第11回 鉱山の町

むらき数子

 

●大滝村立小倉沢中学校

1962(昭和37)年、埼玉県の中津川(秩父郡中津村→大滝村、現秩父市)の山中緑さん(連載第10回、トリアゲバアサン)の息子・進さん(1949=昭和24年生れ)は、大滝村立小倉沢中学校に入学しました。中学校は、中津川集落から、さらに4㎞、1時間歩いて登った山奥、秩父鉱山の町の中央部にありました。

同学年に、梅沢三千恵さんがいました。助産婦である母・梅沢晴江さんに伴われて4年生の時に秩父市街地の小学校から小倉沢小学校に転校してきたのでした。

小倉沢の北隣りは群馬県上野村です。小倉沢は行政的には大滝村の集落の一つですが、中津川沿いの山村とは全く異なる世界でした。 (続きを読む…)