アソーレス、孤独の群島

アソーレス、孤独の群島

ポルトガルの最果てへの旅
杉田 敦/著
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発売日 : 2005/1/5

書名カナ アソーレスコドクノグントウ
判型/製本 四六/上製
ページ数 271
ISBN 978-4-88202-925-0
Cコード 0026

リスボンから飛行機で約2時間、大西洋に浮かぶヨーロッパの最果て、アソーレス諸島。クジラ、カルデイラ、アントニオ・タブッキ……ポルトガルに通う著者がアソーレスを見つめた紀行エッセイ集。地図・旅のガイド付。写真多数。

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【】杉田 敦978-4-88202-925-0ポルトガルの最果てへの旅

島に行くということ

アソーレスへの旅立ち
 雨の流れる空港で
 三人の男たちの影
 怠慢という悪意
 場所を縛るもの
 出発を阻むもの
 島へのチケット
 雨の日の記憶

ファイアルの光
 島の日々が始まる
 ラゴスの記憶
 奇跡の午後
 ピコの見える窓辺
 防波堤の犬

ピム港の真実
 一枚の古い写真
 月のかかる血の入江
 遠くなだらかな海の底で
 港の子供たち
 飛行艇の記憶
 出口のない迷路

カルデイラへのドライヴ
 オルタの朝
 火山のなかの島
 通り過ぎるための旅
 カルデイラの記憶
 ヴァルカオンへの路
 世界の果ての再会

島で泳ぐ、あるいは黒い砂の海辺
 泳ぐという旅
 海辺のプール
 二つの島の気配
 ファージャ、黒い砂の海岸
 波打ち際の三人
 島で泳ぐということ

クジラと波、そしてピコ
 クジラたちの午後
 ファイアルの沖合い遠く
 ピコ島に渡るフェリーの上で
 クジラ博物館への路
 女たちの海
 夜のクジラ

ピーターズ・カフェの孤独
 鷲のいるカウンターで
 ファイアルの神々
 ヴィーニョ・デ・シェイロ
 モランゲイロ、タスキーニャの記憶
 ピーターズ・カフェの夜
 上空を旋回するもの
 最後の夜

遠ざかる島影
 誰もいない空港で
 どこにも帰属しない船
 外された時計
 イマジナルな島
 群島と孤独

あとがきにかえて、リスボンにて

地図・解説(アソーレス諸島について)
杉田 敦
atsushi sugita.
批評家。名古屋大学理学部物理学科卒業。アートとテクノロジーおよび哲学との関係を論じる。大学、専門学校などで、今日の表現の在り方を模索する「現代美学」を講義。著書『白い街へ』(彩流社、2002)、『メカノ 科学の機械、美学の機械』(青弓社、1991)、『ノード 反電子主義の美学』(青弓社、1994)『リヒター、グールド、ベルンハルト』(みすず書房、1998)がある。