
書名カナ | キンセキブンニミルクダラブネイオウノセカイ |
判型/製本 | A5/上製 |
ページ数 | 207 |
ISBN | 978-4-88202-723-2 |
Cコード | 0021 |
日本と朝鮮半島、一衣帯水の関係は古代においてまさに“一体”に近かった。武寧王の出自から始め、古代日本の遺物に遺る謎を追求し、“海洋国家”百済を示しつつ、キトラ古墳の被葬者の秘密に迫る。韓国の研究者による決定版。 【品切】
Ⅰ百済武寧王(斯麻王)の出自に関して─彼は蓋鹵王の太子 Ⅱ「隅田八幡神社所蔵人物画像鏡」の銘文を見て Ⅲ『日本書紀』の「天皇・崩」、「百済王・薨」は加筆─武寧王(斯麻)の逝去は大王の死・「崩」 Ⅳ七支刀銘文の新しい解釈─倭王旨は百済の「王族」 Ⅴ倭王武の上表文を見て─倭王武は武寧王の少年時代 Ⅵ武寧王陵の遺物で比定した船山古墳被葬者の身分 Ⅶ南郷村の大王銘馬鈴と感恩寺出土の大王銘馬鈴 Ⅷ『梁職貢図』に見る百済武寧王の彊土─王の世の中は実に巨大な領域 Ⅸ『隋書』の百済附庸国・躬牟羅国はどこか Ⅹキトラ古墳の被葬者は誰か |