アメリカ大衆小説の誕生

アメリカ大衆小説の誕生

1850年代の女性作家たち
進藤 鈴子/著
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発売日 : 2001/11/11

書名カナ アメリカタイシュウショウセツノタンジョウ
判型/製本 四六/上製
ページ数 272
ISBN 978-4-88202-718-8
Cコード 0098
キャノン形成の過程で文学史上から消し去られた女性作家たち(S. B. ウォーナー、ファニー・ファーン他)とそのベストセラーを掘り起こし、1850年代の大衆小説の幕開けを読む。ホーソーンと女性作家との関係も追究。関連年表付。図版多数。 【在庫僅少※汚れ・キズ等の可能性がございます】進藤 鈴子978-4-88202-718-81850年代の女性作家たち
序章

■第1章 アメリカ大衆小説の起源
 ……スザンナ・ラウゾン『シャーロット・テンプル』(1794年)と
   ハナ・ウェブスター・フォスター『コケット』(1797年)
   『シャーロット・テンプル』誕生まで
   『シャーロット・テンプル』と道徳教育
   『コケット』と自由恋愛の罪悪
   自由な女性の末路

■第2章 アメリカ家庭小説と福音主義プロテスタンティズム
 ……スーザン・B・ウォーナー『広い、広い世界』(1850年)と
   マライア・S・カミンズ『点灯夫』(1854年)
   女性文学の興隆
   『広い、広い世界』と女性の忍従
   『点灯夫』と自立する女性
   「家庭小説」の二つの世界
   神との創作

■第3章 「忠実な女性」から「実際的な女性」へ
 ……メアリ・J・ホームズ『嵐と陽光』(1854年)と
   E.D.E.N.サウスワース『クリフトンの呪い』(1852年)
   『嵐と陽光』の結婚観
   『クリフトンの呪い』と女たちの闘い
   ダーク・レディとフェア・レディ
   E.D.E.N.サウスワースと女性主人公
   道徳と現実の狭間で

■第4章 隷属から自由へ
 ……ファニー・ファーン『ルース・ホール』(1855年)
   『ルース・ホール』は自伝か?
   ファニー・ファーンとその家族
   政治小説としての『ルース・ホール』
   奴隷の物語
   隷属からの自由
   19世紀アメリカの感傷主義

■第5章 ナサニエル・ホーソーンと女性
   「男らしさ」と作家業
   父の不在
   女性が開く社会への窓
   語る女の系譜
   ホーソーンと出版者
   ホーソーンの制度化
   古典作家ホーソーンの完成

■あとがき・アメリカ文学関連年表・参照文献・索引
進藤 鈴子