
書名カナ | ミンシュカゴノタイワン |
判型/製本 | 四六/並製 |
ページ数 | 224 |
ISBN | 978-4-7791-7074-4 |
Cコード | 0322 |
『中国のパワーvs台湾の民主主義』を徹底解明。民主主義はパワーとどう戦うのか。台湾にとって外交は、国家としての存亡に直接的に関係する重大な問題である。国家観という切り口を用いて台湾の外交・中台関係の分析を試みる。
第1章 台湾の民主化 第1節 台湾の民主化の移行過程 第2節 台湾の民主化の背景と構造 第3節 台湾の民主化の特色 第2章 台湾統治の正統性と国家観 第1節 台湾統治の正統性 第2節 台湾についての国家観 第3章 李登輝の外交・国家観-実務外交- 第1節 弾性外交と実務外交 第2節 実務外交と中台関係 第4章 陳水扁の外交・国家観-民主外交- 第1節 陳水扁政権と民主外交 第2節 民主外交への中国政府の対応 第3節 中国との関係冷却化と民主外交 第5章 馬英九の外交・国家観-活路外交- 第1節 馬英九の国家観-「一国両区」- 第2節 活路外交とその性格 第3節 両岸交流の拡大 第4節 両岸平和協定をめぐる動き 第6章 台湾人のナショナル・アイデンティティおよび国家観 第1節 台湾人のナショナル・アイデンティティ 第2節 「現状」の維持と国家観 第7章 ひまわり学生運動と台湾の民意 第1節 ひまわり学生運動の背景-中国への「恐れ」- 第2節 ひまわり学生運動の発生と展開 第3節 「民間版」両岸協議監督条例案の特色 第8章 蔡英文政権の成立と「92 年コンセンサス」 第1節 2016 年選挙-蔡英文・民進党の勝因- 第2節 台湾総統選の投票要因の変化 第3節 「92 年コンセンサス」とその含意 第4節 蔡英文の就任演説と今後 |