体感する戦争文学

体感する戦争文学

新藤 謙/著
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発売日 : 2016/8/31

書名カナ タイカンスルセンソウブンガク
判型/製本 四六/並製
ページ数 208
ISBN 978-4-7791-7073-7
Cコード 0395
ただ生存することが生きる目的となるような事態、どこまで人間でいられるか。言いたいことを言ったら生きていけない、正しい情報が入ってこない―戦時下を追体験する文学を案内、その心の在り様や変化、人間性の哲学を問う。新藤 謙978-4-7791-7073-7フィギュール彩
◆戦争と少年
――妹尾河童『少年H』
◆少年たちの心の闇
――学童疎開の文学
◆極限の中の人間
――大岡昇平・尾川正二
◆戦場における兵士の感情
――石川達三『生きている兵隊』
◆軍部告発の文学
――五味川純平・高木俊朗
◆輸送兵(*正式には輜重輸卒)の眼
――水上勉『日本の戦争』
◆芸能人の戦中日記
――徳川夢声と古川ロッパ
◆単独者の思想
――石原吉郎とシベリア抑留
◆キリスト者の抵抗と転向
――イシガオサム『神の平和』
◆今も続く鎖国思想
――鶴見俊輔『昭和期の精神史』と
一貫した転向研究
新藤 謙
しんどう・けん
昭和2(1927)年、千葉県生まれ、福島県いわき市在住。
文筆家。高等小学校卒業(15歳)後すぐ働き始め、18歳で敗戦、
5年の病床生活を経て最低学歴にて独学で表現活動にたずさわる。
著書多数。
主著:『サザエさんとその時代』
『美空ひばりとニッポン人 』(ともに晩聲社)、
『石牟礼道子の形成』(深夜叢書社)、
『ぼくは悪人―少年鶴見俊輔』『木下順二の世界』
(ともに東方出版)、
『国家に抗した人びと』(子どもの未来社)、
『保守の思想―昭和史・幻想と現実』(田畑書店)他。