ゴシックの享楽

ゴシックの享楽

文化・アダプテーション・文学
武田悠一/編著 、 中村栄造/執筆 、 中山麻衣子/執筆 他
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発売日 : 2021/12/24

書名カナ ゴシックノキョウラク
判型/製本 四六/上製
ページ数 400
ISBN 978-4-7791-2801-1
Cコード 0098
:文化・アダプテーション・文学  武田悠一/編著、中村栄造、中山麻衣子、山﨑僚子、武田美保子、大場厚志、岩塚さおり、武田尚子、小西章典、大木ひろみ、蟹江弘子、山田幸代、小西真弓、石塚倫子、中山麻衣子、山﨑僚子、大場厚志、岩塚さおり、小西章典、大木ひろみ、石塚倫子/執筆 『フランケンシュタイン』『ノーサンガー・アビー』「アッシャー家の崩壊」『ジェイン・エア』『吸血鬼カーミラ』『吸血鬼ドラキュラ』『境界の掟』『黄金の眼に映るもの』『夜明けのヴァンパイア』『ロスト・ソウルズ』『ラヴ』『13番目の物語』『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』『トゥルーブラッド』『ヴァンパイア・ダイアリーズ』『ビーイング・ヒューマン』『ゾンビ・アット・ホーム』『ウィッチ』『高慢と偏見とゾンビ』

……不安・恐怖・快楽…

現代に拡散するゴシック


小説から映画アダプテーション、TVドラマ、ゴスカルチャーまで 時代とともに変容するゴシックを論じる。

タイトルの〈享楽〉とは単なる快楽ではなく、ジャック・ラカン的な「享楽(ジュイサンス)」──不快や苦痛をともなう快楽、あるいは苦痛であることの快楽──という意味を込めている。不快な出来事や、時には死に至るような苦痛を来る返し語り、不安や恐怖を呼び起こすゴシックの〈享楽〉。 その文化的・文学的、社会的・政治的な意味とは何かを問う論集。

本書のフランケンシュタイン、ロバート・エガース、ウィッチ、ヴァンパイアダイアリーズ、トゥルーブラッド、怪物、ゴスカルチャー、高慢と偏見とゾンビ、美少女剣士、E・A・ポー、アッシャー家の崩壊、黄金の眼に映るも、ホモフォビア、カーソン・マッカラーズ、ジョン・ヒューストン、シンデレラ、ジェイン・エア、13番目の物語、、吸血鬼、夜明けのヴァンパイア、ロスト・ソウルズ、オースティン、ノーサンガー・アビー、トニ・モリスン、ラヴ、亡霊、、西から来た魔女、アイリッシュ、カーミラ、英領インド、カーリー女神信仰、フローラ・アニー・スティール、久生十蘭、ハムレッ

【目次内容】
序章 なぜゴシックか?
――フロイトからマイケル・ジャクソンへ
(武田悠一)

第1部 文化
第1章 クィア・フランケンシュタイン
――ゴシックと死の欲動
(武田悠一)
第2章 ロバート・エガース監督作品『ウィッチ』を〈深読み〉する
(中村栄造)
第3章 「南部ゴシック」の政治学
――『ヴァンパイア・ダイアリーズ』と『トゥルーブラッド』の「怪物」たち
(中山麻衣子)
第4章 英国ゴスカルチャーの世界へようこそ
(山﨑僚子)

  【コラム①『高慢と偏見とゾンビ』と美少女剣士(武田美保子)】

第2部 アダプテーション
第5章 E・A・ポー「アッシャー家の崩壊」の映画化について
(大場厚志)
第6章 『黄金の眼に映るもの』とホモフォビア
──カーソン・マッカラーズとジョン・ヒューストン 
(岩塚さおり)
第7章 シンデレラの子ども
──『ジェイン・エア』と『13番目の物語』
(武田尚子)
第8章 クィアな吸血鬼たち
──『夜明けのヴァンパイア』から『ロスト・ソウルズ』へ
(武田美保子)
  
【コラム②〈さまよえるオランダ人〉の悲恋(小西章典)】

第3部 文学
第9章 オースティン流ゴシック小説『ノーサンガー・アビー』
(大木ひろみ)
第10章 トニ・モリスン『ラヴ』における亡霊たち
(蟹江弘子)
第11章 「西」から来た魔女
──アイリッシュ・ゴシックとしての『吸血鬼カーミラ』
(山田幸代)
第12章 英領インドのゴシック小説におけるカーリー女神信仰
──フローラ・アニー・スティールの作品を中心にして
(小西真弓)
 
 【コラム③久生十蘭の「ハムレット」(石塚倫子)】

あとがき
人名・作品名索引
執筆者紹介
武田悠一
(たけだ・ゆういち)
元南山大学教授
中村栄造
名城大学教授