智の涙

智の涙

獄窓から生まれた思想
矢島 一夫/著
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発売日 : 2020/1/15 bookendアプリ起動

書名カナ チノナミダ
判型/製本 四六/並製
ページ数 280
ISBN 978-4-7791-2635-2
Cコード 0036
極貧家庭、少年院、殺人加害者…人生の大半を刑務所で過ごした著者は、獄中、読み書きを独学、貧困と絶望が生む怒りと暴力、そして罪と罰に直に向き合うことで、共に生き、生かしあう思想を産み出した…鈴木邦男氏推薦!矢島 一夫978-4-7791-2635-2獄窓から生まれた思想
(抜粋)

序 刑務所の一日
  なぜ、刑務所にいたのか

Ⅰ すみません
 
Ⅱ 生い立ち
  誕生から小学校卒業まで
  大人への入り口
  中学は卒業したが
  「君はもう大人」
  結婚と挫折…

Ⅲ 獄中から生まれた思想
  ろくでなし
  ソウルブラザー・永山則夫
  まけるなよ
  狂ったライオン
  運命
  検察官との対話
  高倉健さん、ありがとう
  情理のきずな
  有知の涙……
矢島 一夫
やじま・かずお
1941年、東京世田谷生まれ。
極貧家庭で育ち、小学生のころから新聞・納豆の販売などで働いた。
弁当も持参できず、遠足などにはほとんど参加できなかった。
中学卒業後に就職するが、弁当代、交通費にも事欠き、長続き
しなかった。少年事件を起こして少年院に入院したのをはじめ、
成人後も刑事事件や警官の偏見による誤認逮捕などで
たびたび投獄された。
1973年におこした殺人事件によって、強盗殺人の判決を受け、
無期懲役が確定。少年院を含め投獄された年数を合わせると、
約50年を拘禁されたなかで過ごした。現在、仮出所中。
獄中で出会った政治囚らの影響を受け、独学で読み書きを獲得した。
現在も、常に辞書を傍らに置いて文章を書きつづけている。
主著:『独房から人民へ――無産者の論理』(全2巻、田畑書店、1976年)。