国民皆兵とドイツ帝国

国民皆兵とドイツ帝国

一般兵役義務と軍事言説 1871 〜 1914
中島 浩貴/著
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発売日 : 2019/5/16

書名カナ コクミンカイヘイトドイツテイコク
判型/製本 A5/上製
ページ数 270
ISBN 978-4-7791-2588-1
Cコード 0022
栄光の戦争から生存競争への軍事論へ。ドイツ帝国の軍事エリートは戦争をどう捉えていったのか。帝国創成の軍事力を支えたのは一般兵役義務だったが、それに伴う社会的な繋がりで形成された様々な言説の位置づけと変遷を検証。中島 浩貴978-4-7791-2588-1一般兵役義務と軍事言説 1871 〜 1914
序 章 ドイツ第二帝政期における一般兵役義務言説

第一部 ドイツ統一戦争直後の一般兵役義務言説

第一章 義務・平等・安定
――ドイツ統一戦争直後の帝国議会での一般兵役義務言説

第二章 比較のなかの軍隊
――独仏戦争後の一般兵役義務とその正当化

第二部 軍事テクノクラートの思考様式と軍事言説の急進化

第三章 軍事テクノクラートの世界内における
    フォルクスクリークと兵力動員
――クラウゼヴィッツ『戦争論』を手掛かりに

第四章 「外敵」への対応と戦史叙述の政治化
――コルマール・フォン・デア・ゴルツを中心に

第五章 「国内の敵」と「外敵」に対する二正面戦略
── 一般兵役義務をめぐる言説の転換と
   軍事雑誌上の言説の急進化

第六章 「外敵」に対する生存競争の道具としての精神
――フリードリヒ・フォン・ベルンハルディを中心に

補 論 軍事的オリエンタリズム
――ドイツ帝国における一般兵役義務と東洋言説

終 章

あとがき

参考文献



索 引
中島 浩貴
なかじま ひろき
Hiroki Nakajima.
1977年、北海道旭川市生まれ。
2003年、立正大学大学院文学研究科
    修士課程史学専攻修了。
2008年、早稲田大学大学院教育学研究科
    博士後期課程単位取得退学。
2017年、博士(学術、早稲田大学)取得。
 現在、東京電機大学理工学部共通教育群講師。
著訳書等に
『クラウゼヴィッツと『戦争論』』
(清水多吉・石津朋之 編、共著、彩流社、2008年)、
『戦争と近代  ポスト・ナポレオン200年の世界』
(石塚正英・工藤豊・中島浩貴・山家歩 編著、
社会評論社、2011年)、
『ドイツ史と戦争 「軍事史」と「戦争史」』
(三宅正樹・新谷卓・石津朋之・中島浩貴 編著、
彩流社、2011年)、
『軍事史とは何か』
(トーマス・キューネ、ベンヤミン・ツィーマン 編著、
中島浩貴 他訳、原書房、2017年)
『「技術」が変える戦争と平和』
(道下徳成 編著、共著、芙蓉書房出版、2018年)等がある。