〈見える〉を問い直す

〈見える〉を問い直す

柿田 秀樹/編 、 若森 栄樹/編
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発売日 : 2017/12/13

書名カナ ミエル ヲトイナオス
判型/製本 A5/上製
ページ数 289
ISBN 978-4-7791-2432-7
Cコード 0070
人に「見える」という経験を確信させるのは何か。経験の明証性はどこからくるのか。人間にとって「視覚」とは何か。視覚は人間に何をもたらしたのか。新たな視覚技術との関わりを通じて見えてくる新たな問題とは何かを問う。柿田 秀樹若森 栄樹978-4-7791-2432-7
第1章
キース・モクシー(コロンビア大学)「唯物論的時間」

第2章
アンヌ=マリー・ボネ(ボン大学)
「デューラーの版画と素描における
ヴィジュアルとマテリアル」

第3章
ロール・シュワルツ=アレナレス(上智大学)
「日本仏画を記述する・比較する・展示する
―ルーヴル美術館極東美術コレクション
初代学芸員ガストン・ミジョン(1864-1930)の視線」

第4章
松本健太郎(二松學舎大学)
「連鎖するディスプレイを通過する二重の身体
――藤木淳の《ゲームキョウカイ》を考察の起点として」

第5章
山口誠(獨協大学)「鏡の無い部屋
――新しいメディアの体験について」

第6章
田中正樹(二松學舎大学)
「宋代山水表現に於ける視覚と聴覚」

第7章
小林賴子(目白大学)
「土地に刻まれた物語(history)
――17世紀オランダ風景画に見えるもの」

第8章
青山愛香(獨協大学)
「デューラーの視覚 ― 《黙示録》木版画連作に
おける風景表現の革新性」

第9章
工藤達也(獨協大学)「ヴァルター・ベンヤミン
とドイツ語圏の美術史家たち」

第10章
阿部明日香(獨協大学)
「茶の間のルノワール」

第11章
福田美雪(獨協大学)「小説家の暗室:
写真を撮るエミール・ゾラ」

第12章
柿田秀樹(獨協大学)
「トロンプルイユの視覚レトリック
――サミュエル・ファン・ホーホストラーテンの
遠近法箱とアナモルフォーズの科学」

第13章
片山亜紀(獨協大学)
「ウルフはなぜその写真にこだわるのか」

第14章
若森栄樹(獨協大学)
「『見える』を問いなおす―レンブラントの三つの体験」
柿田 秀樹
かきた・ひでき
1969年生まれ。獨協大学外国語学部教授。
1991年、明治学院大学法学部卒業。
1993年、ニューヨーク大学大学院
スピーチ・コミュニケーション学修士課程修了。
2001年、アイオワ大学大学院コミュニケーション学
博士課程終了。
主な著書には
『現代コミュニケーション学』(共著、有斐閣)、
『コミュニケーション学』(編共著、三修社)、
『倫理のパフォーマンス』(彩流社)等がある。
若森 栄樹
わかもり・よしき
獨協大学 名誉教授。
著訳編書等に
『他者のトポロジー  人文諸学と他者論の現在』
(岩野 卓司 編、書肆心水、2014年)、
『境域』(ジャック・デリダ著、 若森 栄樹訳、
書肆心水、2010年)、
『語りのポリティクス―言語/越境/同一性をめぐる
8つの試論』(岩野 卓司・若森 栄樹 編、彩流社、2008年)、
『絵葉書1』(ジャック・デリダ著、若森 栄樹・
大西 雅一郎訳、水声社、2007年)、
『裏切りの哲学 シリーズ道徳の系譜』(若森 栄樹著、
河出書房新社、1997年)、『日本の歌』(若森 栄樹著、
河出書房新社、1995年)、『精神分析の空間』
(若森 栄樹著、弘文堂、1988年)、
『白日の狂気』(モーリス・ブランショ著、田中 淳一・
若森 栄樹訳、朝日出版社、1985年)、
『子どもは絵で語る』(ロズリーヌ・ダヴィド著、
若森 栄樹 ・荻本 芳信訳、紀伊國屋書店、1984年)
などがある。