
書名カナ | ニホンカイカクノコンジャク |
判型/製本 | 四六/並製 |
ページ数 | 344 |
ISBN | 978-4-7791-2339-9 |
Cコード | 0031 |
在日の宿命を背負い、団塊の世代としての戦後民主主義のさらなる深化を求め、政治改革、憲法改正を目指した新井。自らの潔白のために自死する「政治的な死」から20余年。政治の劣化に身を挺した新井将敬、いまあらば何を問う?!
【収録内容】 第Ⅰ部 元祖・改革派のホープは何を思う 1 巡る巡る新井将敬の季節 2 石原慎太郎のおごりと豊洲問題の闇 3 小池都知事誕生と第二の改革旋風 4 よみがえる新井将敬の旧同志たち 5 「安倍一強」の盲点 第Ⅱ部 『代議士の自決 新井将敬の真実』 Ⅰ 隠された実像──闘う改革派 第一章 石原慎太郎派の選挙妨害 公設第一秘書が現行犯逮捕 執拗を極めた切り崩しや嫌がらせ 他 第二章 法と正義は我にあり 告発取り下げの陰に右翼の大物 「帰化人は政治家になるな!」 新井が総理大臣になるのを恐れた! 他 第三章 平成の龍馬 坂本龍馬に重ねた自分の生いたち 閉塞感を打破するために帰化 全共闘運動に青春を燃やす 大蔵省入省 蔵相秘書官に抜擢、政治へ 他 第四章 改革派の誕生 初当選直後、韓国訪問 民族を超える 旧体制と決別 他 第五章 覇者 羽田空港国際化に道開く政策協定 物量作戦と手作り選挙の激突 聴衆を魅了する演説 他 第六章 企業献金ゼロ、クリーンな選挙 ヒモ付陳情を拒否 企業献金ゼロの収支報告書が語るもの 他 Ⅱ 思想と行動──改革はどこでねじれたのか 第七章 根っからの自由民主主義者 第八章 日本の危機 アイデンティティ・クライシス 政治家の究極の覚悟=「政治的な死」 他 第九章 自民党政治の建て直し 官僚主導政治の限界 新保守主義 憲法をキーワードに政界再編を主張 他 第十章 石原慎太郎に都知事の資格ありや? 権力への執念 黒を白と言いくるめる性癖 他 第十一章 保守再生の道筋 民族主義との混同 アメリカとどう折り合うか 日本の土壌に合った自由、民主主義 盟友の自決にダメージ 他 Ⅲ 改革派代議士の死 ──誰が新井将敬を殺したのか 第十二章 追い落としのシナリオ 降って湧いた株疑惑 東京地検特捜部の思惑 自民党の冷淡な反応 他 第十三章 命で贖ったメッセージ 自殺 弔問客であふれた通夜 死してなお存在感 他 |