日米の衝突

日米の衝突

ペリーから真珠湾、そして戦後
ウォルター・ラフィーバー/著 、 土田 宏/監訳 、 生田目 学文/訳
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発売日 : 2017/4/7

書名カナ ニチベイノショウトツ
判型/製本 A5/上製
ページ数 601
ISBN 978-4-7791-2299-6
Cコード 0020
日米関係は〝衝突〟と〝堪え忍ぶ〟ことだった! 「同盟」と「共通の価値観」という言説で、平穏に見えるが、大砲で開けられた扉は、文化や世界観、国家の戦略で大きな違いを育んだ。そして、忍耐と共通の利益が破綻するとき……。ウォルター・ラフィーバー土田 宏生田目 学文978-4-7791-2299-6ペリーから真珠湾、そして戦後
【収録内容】

序 論

第1章 抗えぬ力、動かぬ目標

二つの国民
新たな西洋との最初の遭遇
米国人の出現
ハリスの勝利、井伊の暗殺
米国人と近代日本の誕生

第2章 クラブへの加入(1868〜1900年)

二つの体制
二つの体制、二つの帝国主義
帝国主義クラブへの加入──
伊藤、グレシャム、そして「弁髪戦争」
ハワイをめぐる衝突
「素晴らしい小さな戦争」と
それほど素晴らしくはない戦争
米国人と日本人が友人だった頃

第3章 転換(1900〜1912年)

列強と義和団
山県、ローズヴェルト、そして日露戦争
満州──第一の衝突
カリフォルニアの危機、そしてその後
満州──第二の衝突

第4章 革命、戦争、そして人種問題(1912〜1920年)

古き欧州と新しいアジア
山県、ウィルソン、そして革命中国の「フロンティア」
カリフォルニア──「もう一つの人種問題」
二つの前線を持つ戦争── 1914─ 18年
シベリア──苦い選択
パリ

第5章 新たな時代の創造──ワシントンから奉天へ
(1921〜1931年)

フーバー、ラモント、そして新たな時代へ
ワシントン条約、ニューヨーク市の黒い部屋
「理性の安定化過程」── 1924年移民法
再び中国へ
「彼らはわれらをまだ必要としている。
そしてそれが悩みの種なのだ」── 1929─1931年

第6章 結び目──第1部 奉天から

日米関係の原型としての1930年代
ウォール街と満州の危機
高橋、ハル、そして戦争へ向かう貿易と政治の競争
戦争と役者たち

第7章 結び目──第2部 ……真珠湾へ

締まる結び目
共栄圏
結び目を切る試み──真珠湾

第8章 第二次世界大戦──二つの未来像をめぐる衝突

天皇対「機械の法則」
カリフォルニアの戦争──強制収容所、そしてハリウッド
日本の機械の失敗
「おめでたい連中のためにわれわれは
玩(もてあそ)ばれているのだ」
トルーマンとヤルタ体制の崩壊
「二重の衝撃」そして終結

第9章 新しい日本の創設──
改革、逆行、そして戦争(1945〜1951年)

パンをよこせ、さもなくば弾丸をよこせ
第一の占領(1945〜47年)
第二の占領(1947〜50年)──アメリカ人たち
第二の占領(1947〜50年)──日本人、アメリカ人、
そして中国人
朝鮮──日本のための戦争「神々の贈り物」

第10章 一九五〇年代──枢要なる10年

「日本……善にも悪にもなる独特の能力を持っている」
デミング、ダレス、そして重大な選択──
中国かベトナムか新たな冷戦
安全保障条約をめぐる爆発(1957〜60)

第11章「奇跡」の登場と中国の再登場(1960〜1973年)

池田勇人の「奇跡」そして他の「トランジスタ商人たち」
ケネディ、池田、そして「対等な協力関係」の幻想
ジョンソン、佐藤栄作、そしてベトナム
ニクソンと佐藤──もしくは「敵との貿易」
ニクソン・ショック

第12章 ひとつの時代の終わり(1973年以降)

冷戦時代の分水嶺
必要とされるもの──それは米国人の肉体であり、
米国の銀行ではない。もしくはジャパン・アズ・ナンバーワン
1980年代──「ロンとヤス」から……
二つの競い合う資本主義へ
そして「1960年以来最悪の関係」へ
「冷戦は終わった、日本が勝った」
湾岸戦争──衝突の事例研究
1990年代──「アジアにおける米国の政策は日本と共に始まる」

結 論 衝突──追憶における現在

原註╱参考文献(欧文)
ウォルター・ラフィーバー
Walter LaFeber.
1933年生まれ。
アメリカの歴史学者、コーネル大学教授。
土田 宏
1947年生まれ、城西国際大学教授。