ジェンダー研究/教育の深化のために

ジェンダー研究/教育の深化のために

早稲田からの発信
小林 富久子/編 、 村田 晶子/編 、 弓削 尚子/編
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発売日 : 2016/3/30

書名カナ ジェンダーケンキュウ キョウイクノシンカノタメニ
判型/製本 A5/上製
ページ数 485
ISBN 978-4-7791-2196-8
Cコード 0036
文学/表象・メディア/歴史/法・社会等、各分野の「ジェンダー研究の展開」と、実際の授業のあり方や工夫、学生の反応やその解釈等、「ジェンダー教育の実践」。ジェンダーの導入的な情報とともに、学際的な視座を提示する。小林 富久子村田 晶子弓削 尚子978-4-7791-2196-8早稲田からの発信
◉収録内容◉

第一部 ジェンダー研究の深化のために
【文学】
◉エリザベス・ギャスケルの『ルース』における〈堕ちた女〉の表象
    【木村晶子/早稲田大学教育・総合科学学術院教授】
◉詩人ジナイーダ・ギッピウスについて
──ロシア文学のクィア・リーディングのために
    【草野慶子/早稲田大学文学学術院教授】
◉メアリー・シェリーの『フランケンシュタイン』を読み直して
――主にジェンダーからの考察として
    【鈴木理恵子/早稲田大学法学学術院准教授】
◉ソ連後期のフェミニズム思想
──ユーリヤ・ヴォズネセンスカヤの執筆活動から
    【高柳聡子/日本学術振興会特別研究員(PD)・早稲田大学非常勤講師】

【表象・メディア】
◉専業主婦の揺らぎとゆくえ
――女性雑誌『主婦の友』と『VERY』を手がかりに
    【石崎裕子/跡見学園女子大学観光コミュニティ学部准教授】
◉映像/文学作品における戦時下の女性の描き方
──日米男性作家間の比較から考える
    【小林富久子/早稲田大学名誉教授・城西国際大学客員教授】
◉「バルドー神話」と1950-60年代のフランスの女性を巡る状況の考察
    【中山信子/早稲田大学演劇博物館招聘研究員】
◉日本におけるレズビアンの隠蔽とその影響
    【三橋順子/明治大学・都留文科大学非常勤講師】
◉女性たちの創作活動を支える知の生成
──カナダのフェミニズム・アートのギャラリーを事例にして
    【矢内琴江/早稲田大学大学院文学研究科教育学コース博士後期課程・早稲田大学文学学術院総合人文科学研究センター助手】

【歴史】
◉戦時下における「大陸の花嫁」
──警察官家庭婦人協会による「花嫁学校」の活動に着目して
    【伊藤めぐみ/早稲田大学・東洋英和女学院大学非常勤講師】
◉山川菊栄の社会主義フェミニズム論の今日的意義
    【鈴木裕子/女性史研究者】
◉選ばれた書簡
──『書簡集(白バラの声)』に見るハンス・ショルのイメージ伝達戦略
    【村上公子/早稲田大学人間科学学術院教授】

【法・社会】
◉ニュージーランドの「非核法」制定への道とフェミニズム
    【千種キムラ・スティーブン/前カンタベリ̶大学(NZ)教授】
◉メキシコの貧困削減政策「プログレサ‐オポルトゥニダデス」と母性主義
    【畑惠子/早稲田大学社会科学総合学術院教授】
◉「戦後日本の覇権的男性性としてのサラリーマン的男性性」説の考察
    【細谷実/関東学院大学経済学部教授】
◉震災とジェンダー
──母親たちの主体化と社会教育
    【村田晶子/早稲田大学文学学術院教授】
◉オランダにおけるピルの受容とその歴史的・政治的過程
    【森脇健介/拓殖大学・東京農業大学ほか非常勤講師】

第二部 ジェンダー教育の深化のために
◉ジェンダー法教育の意義と課題
──早稲田大学ロースクールの経験を中心に
    【浅倉むつ子/早稲田大学法学学術院教授】
◉大学におけるジェンダー教育実践と参加型学習の意義
──KH Coderによる分析を通して
    【安部芳絵/工学院大学基礎・教養教育部門准教授】
◉セクシュアル・マイノリティ問題に関する教師の「当事者性」と「聴く力」
──DVD『先生にできること──LGBTの教え子たちと向きあうために』制作を手がかりにして
    【金井景子/早稲田大学教育・総合科学学術院教授】
◉女子学生のためのキャリアデザイン学習内容と方法への考察
──早稲田大学文学学術院講義科目「女性のキャリアデザイン」実践から
    【近藤牧子/早稲田大学非常勤講師】
◉映画化された児童文学とジェンダー
──ジェンダーを考える一方法として
    【中村采女/早稲田大学名誉教授】
◉大学で西洋ジェンダー史を教えるということ
    【弓削尚子/早稲田大学法学学術院教授】
◉早稲田のジェンダー教育
    【村田晶子・弓削尚子】
小林 富久子
こばやし ふくこ
早稲田大学名誉教授/城西国際大学客員教授。
専門:アメリカ文学・フェミニズム文学批評
著訳書:『円地文子――ジェンダーで読む作家の生と作品』
(新典社、2005)、『ジェンダーとエスニシティで読む
アメリカ女性作家――周縁から境界へ』(学藝書林、2006)、
『憑依する過去――アジア系アメリカ文学におけるトラウマ
・記憶・再生』(監修、金星堂、2014)、モニク・トゥルン
『ブック・オブ・ソルト』(翻訳、彩流社、2012)、
トリン・T・ミンハ『月が赤く満ちる時 : ジェンダー・
表象・文化の政治学』(翻訳、みすず書房、1996)、
トリン・T. ミンハ『ここのなかの何処かへ
: 移住・難民・境界的出来事』(翻訳、平凡社、2014)、
トリン・T. ミンハ『フレイマー・フレイムド
(叢書 人類学の転回)』(共訳、水声社、2016)ほか
村田 晶子
むらた あきこ
早稲田大学文学学術院教授。
専門:社会教育・成人教育学、教育とジェンダー
著書・論文:『女性問題学習の研究』(未来社、2006)、
『復興に女性たちの声を――「3・11」とジェンダー
(早稲田大学ブックレット「震災後」に考える 23)』
(編著、早稲田大学出版部、2012)、「大学における
セクシュアルマイノリティ学生への対応をめぐる課題
についての考察」(『早稲田教育学研究』第6号、2014)
ほか