
書名カナ | ヒガシアジアニヘイワノウミヲ |
判型/製本 | 四六/上製 |
ページ数 | 219 |
ISBN | 978-4-7791-2166-1 |
Cコード | 0036 |
日本、中国、朝鮮半島――東アジアは厳しい緊張状態にあり、平和を想像することはむずかしい。左右立場のまったく異なる論者たちが、東アジアに平和の海をつくる」というテーマを掲げ、本音をぶつけあい、議論する。
◆第1章 竹島/独島問題を手掛かりに 日本定刻主義と日本帝国主義/アメリカ帝国主義を問う/ 竹島は日本の領土だ/対話できる民族派と対話できない右翼/ 統一朝鮮の領土としての独島/「固有の領土」論は成り立たない/ 朝鮮史から見た領土 ほか… ◆2章 尖閣諸島問題 尖閣国有化問題/尖閣領有の歴史を見る/ 尖閣諸島の名称問題-「固有の領土」論/先占とは何か/ カイロ宣言と「忘れられた土地」/領土問題の思考枠組みを問う/ 尖閣を生活圏としていたのは誰か/ 対艦ミサイル・レーダー照射事件とは/漁業協定の見直しを ほか… ◆3章 東アジアに平和の海をつくる 領土問題講義から/国民と非国民/ヘイト・スピーチをめぐって/ ヘイト・スピーチと差別の状況/朝鮮学校の民族教育/ 「反日」と「反日帝」/日本社会と朝鮮学校/憲法と国民/ 民族主義とは何か/棘を抜く努力/安倍政権の軍事路線 |