アメリカスの文学的想像力

アメリカスの文学的想像力

カリブからアメリカへ
庄司 宏子/著
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発売日 : 2015/3/25

書名カナ アメリカスノブンガクテキソウゾウリョク
判型/製本 A5/上製
ページ数 389
ISBN 978-4-7791-2093-0
Cコード 0098
なぜアメリカ文学にはダブル(一対のもの)が多いのか? 植民地の記憶、奴隷制度、メスメリズム、フェミニズム、写真術などの歴史現象から生まれるダブル、その欲望と恐怖のなかにアメリカ的想像力の本質をみつめる。
庄司 宏子978-4-7791-2093-0カリブからアメリカへ
◆序 章 トプシー・ターヴィー・アメリカス─ポストコロニアリズムの視点から
◆第Ⅰ部 サン=ドマングの影のもとに─建国期アメリカの黙示録的ヴィジョン
 第1章 追憶と恐怖のカプ・フランセ
──モロー・ド・サン=メリーとレオノーラ・サンセイが見たサン=ドマング
 第2章 シンパシーと暴力・恐怖
─チャールズ・ブロックデン・ブラウンに見る建国期アメリカのセキュリティ
 第3章 感受性の共和国─建国期アメリカの「誘惑」テクストを読む
◆第Ⅱ部 メスメリズム変幻─アンテベラム期の諸相
 第4章 〈沈黙した身体〉を視るまなざし─19世紀視覚文化の一考察
 第5章 シンパシーとメスメリズム―ナサニエル・ホーソーンのセンチメンタリズム
 第6章 もうひとつのアメリカ・ルネサンス
―マーガレット・フラーとボストンの超絶主義的女性たち
◆第Ⅲ部 アメリカスのなかで─帝国化する時代と他者へのまなざし
 第7章 コロニアル・シアター―メアリー・G・ローウェルとピーボディ姉妹が見たキューバ
 第8章 ベアトリスは「混血」か―「ラパチーニの娘」にみる人種混淆の恐怖
◆第Ⅳ部 19世紀末アメリカの不安と欲望─差異と位置の政治学
 第9章 世紀末の神経衰弱─アメリカの自画像
 第10章 帝国とユートピア─北極へのファンタジー
 終章 カリブ海からのトプシー・ターヴィー人形─ポストコロニアル批評にむけて
庄司 宏子
1961年生まれ。
お茶の水女子大学大学院博士課程人間文化研究科比較文化学専攻
単位取得。現在、成蹊大学文学部教授。
専門はアメリカ文学。
主な共・編著に、
『シリーズ言語態⑤ 社会の言語態』(共著、東京大学出版会、2002年)、
『かくも多彩な女たちの軌跡』(共著、南雲堂、2004年)、
『病と文化』(共著、風間書房、2006年)、
『アメリカン・テロル』(共著、彩流社、2009年)、
『グローバル化の中のポストコロニアリズム』(共編著、風間書房、2013年)、
『絵のなかの物語』(編著、法政大学出版局、2013年)、など。