ユダヤ系文学と「結婚」

ユダヤ系文学と「結婚」

広瀬 佳司/編著 、 佐川 和茂/編著 、 伊達 雅彦/編著
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発売日 : 2015/4/1

書名カナ ユダヤケイブンガクトケッコン
判型/製本 四六/上製
ページ数 287
ISBN 978-4-7791-2082-4
Cコード 0098
グラス割りなどの民族固有の儀式、仮託される民族の命運、結婚生活に求められるもの……。近代から現代のユダヤ系アメリカ人作家の作品を中心に、文学と映画に描かれたユダヤ人の結婚観を読み解き、その変遷を探る。広瀬 佳司佐川 和茂伊達 雅彦978-4-7791-2082-4
【収録内容(予定)】
第1章 結婚における修復のテーマ(佐川和茂)
     —アイザック・バシェヴィス・シンガーの作品を中心に
第2章 結婚・離婚観(今井真樹子)
     ーアイザック・バシェヴィス・シンガーの短編を中心に
第3章 異性装と結婚制度の撹乱(中村善雄)
     ーバーブラ・ストライサンドとアイザック・バシェヴィス・
      シンガー『イェントル』
第4章 結婚と喜劇(勝井伸子)
     —バーナード・マラマッド『ドゥービン氏の冬』
第5章 ハーツォグの離婚による悲しみ
    (アンディ・ゴルドン/江原雅江訳)
     —ソール・ベロー『ハーツォグ』
第6章 失われた片割れを求めて(鈴木元子)
     —ソール・ベローの『ラヴェルスタイン』にみる結婚
第7章 グラス割りから考える結婚生活の意義(鈴木久博)
     ーアーサー・ミラー『壊れたガラス』
第8章 完璧なる人生と結婚(大森夕夏)
     ーシンシア・オジック「エデュケーション」
第9章 結婚による自己変革(杉沢怜維子)
    ーフィリップ・ロス「アメリカ三部作」
第10 章 エロティシズムの果てに(広瀬佳司)
     ーハワード・ジェイコブソン『愛の行為』と『動物園の時間』
第11 章 解放という名の束縛(坂野明子)
     ーネイサン・イングランダー作品に見られる結婚のかたち
第12 章 ユダヤ人の結婚式と〈破壊〉(伊達雅彦)
     ーアメリカ映画に見る〈グラス割り〉
広瀬 佳司
 ノートルダム清心女子大学教授。
著書に『ユダヤ文学の巨匠たち』(関西書院、一九九三年)など。
共編著に『ユダヤ系文学に見る教育の光と影』(大阪教育図書、
2014)、『笑いとユーモアのユダヤ文学』(南雲堂、2012)など。
訳書に『ヴィリー』(大阪教育図書、2007)、『わが父アイザック・B・シンガー』
(旺史社、1999)など。
佐川 和茂
青山学院大学教授。
著書に『ユダヤ人の社会と文化』(大阪教育図書、2009)、
『ホロコーストの影を生きて』(三交社、2009)。
共編著に『ゴーレムの表象――ユダヤ文学・アニメ・映像』
(南雲堂、2013)など多数。