
書名カナ | スペインブンカニュウモン |
判型/製本 | 四六/並製 |
ページ数 | 217 |
ISBN | 978-4-7791-2061-9 |
Cコード | 0022 |
キリスト教文化とイスラム文化、近代ヨーロッパの“辺境”の孕んだ精神の諸相! 1970 年代半ばから、スペインやスペイン文化の魅力と問題性を伝えるべく、各紙誌に発表した文章をまとめた滋味溢れる多面的な文化論。
ミニ解説事典付き。
第1章 われわれにとってスペインとは何か 1、スペイン文化の二つの頂点 2、スペインについて書くことは泣くことである 3、自由教育学院 4、スペイン科学論争 5、内面への道 6、夢想から現実へ 第2章 新しいスペイン像の模索 第3章 スペイン、その重層性の魅力 第4章 スペイン的「生」の思想 1、スペイン的生の思想(現代から黄金時代を読む前提として) 2、葛藤の時代(三つの宗教・文化の融合と葛藤) 3、人文主義と神秘思想(黄金時代の華) 4、新大陸発見(その思想的意味) 第5章 スペイン文化論を補完する二つの作業仮説 第6章 ドン・キホーテとスペイン精神 第7章 セルバンテス『ドン・キホーテ』 第8章 フランコ以後の新しい日々 第9章 民族とその風土 第10 章 パロスの港 もう一つの地中海への出口 第11 章 ゴヤまたは楽園のアダム |