
書名カナ | イランジン コノフシギナヒトビト |
判型/製本 | 四六/並製 |
ページ数 | 172 |
ISBN | 978-4-7791-2054-1 |
Cコード | 0026 |
2年間の滞在を通して、おもしろくも厄介で、そして愛すべきイラン人との生活で知ったイラン人の生態。素朴だけれどもアクの強い、テヘランの下町の人々は、こんなにもおせっかいで、あいさつを重んじて、多様性のない食生活……。50の短文から構成されている本書で「イラン人の不思議」が分かる!
はじめに 一、テヘラン下町、その日その日 ◆モストウフィー横丁のこと ◆最初の喧嘩 ◆アクバルの店 ◆ルーティー ◆お昼はみんなで ◆レザーのこと ◆Mの思い出 ◆肉屋のマフムードじいさん ◆クルドの兄弟 ◆ジャマールの背中 ◆極悪管理人シーラージー ◆怪盗モハンマディ ◆ホセインのこと 二、イラン人、このフシギな人々 ◆地下鉄とイラン人(一) ◆地下鉄とイラン人 (二) ◆火事と喧嘩が江戸の華なら… ◆あいさつ ◆タアーロフ ◆イスラムは寛容か ◆おせっかいな人々 ◆配慮の国から ◆イラン人の仕事(一) ◆イラン人の仕事 (二) ◆イラン人の美意識 三、イチジクの木の下で ◆バッガーリ ◆ふたつのスープ ◆イランに四季はあるか ◆夏の風物詩 ◆多様性のない食事 ◆テヘランの街並み ◆雨 ◆Y先生の思い出 ◆イランで酒を飲む ◆デレステル ◆アーシューラー ◆アリーさんの禿げ頭 四、革命をこえて ◆イラン人の容貌 ◆西洋と東洋のはざまで ◆チン、チョン、チャン ◆イランで日本人であること ◆ぼったくりタクシー ◆いざ裁判所へ ◆スタンダードの不在 ◆国民統合を阻むもの ◆僕と妻のチャドル論争 ◆ヘジャーブ、そして革命の本質 ◆革命の理想 あとがき |