「語り」は騙る

「語り」は騙る

現代英語圏小説のフィクション
平林 美都子/著
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発売日 : 2014/3/20

書名カナ カタリハカタル
判型/製本 四六/上製
ページ数 254
ISBN 978-4-7791-1990-3
Cコード 0098
アトウッド、ブルックナー、バーンズ、ウィンターソン、フォースター、マンスフィールド、ロバーツ、イシグロ等、「解釈を拒む」テクストを取り上げ、「語り」が「騙り」となってどのようにフィクションの可能性を広げていくのか、その諸相を見る。平林 美都子978-4-7791-1990-3現代英語圏小説のフィクション
◉目次内容◉
序章 「語り」というフィクション

【第1部 人生の可能性を広げる「語り」】
第1章 物語生成のダイナミズム
    ――マーガレット・アトウッドの
     「母の人生において意義のある瞬間」
第2章 「今、ここ」の限界を越えよう
    ――ジャネット・ウィンターソンの『パワー・ブック』

【第2部 信頼できない「私」の「語り」】
第3章 クイアな語り手
    ――アニタ・ブルックナーの『英国の友人』
第4章 「語り」の起源としての母
    ――カズオ・イシグロの『わたしたちが孤児だったころ』
第5章 自伝風小説の記憶騙り
    ――ジュリアン・バーンズの『終わりの感覚』

【第3部 限定された視点】
第6章 「語り」とテクストの位相
    ――キャサリン・マンスフィールドの「至福」
第7章 赤く息づく卵から孵化する物語
    ――マーガレット・アトウッドの「青ひげの卵」

【第4部 ジェンダーを揺さぶる「語り」】
第8章 ジェンダーのねじれ
    ――E. M. フォースターの「紫色の封筒」
第9章 混乱するジェンダーとセクシュアリティ
    ――E. M. フォースターの「アザー・キングダム」

【第5部 「語り」は騙る】
第10章 ゴシックの家から非言語の部屋へ
    ――ミシェル・ロバーツの『家の娘たち』
平林 美都子
著書:『「辺境」カナダの文学』(99 年)、『イギリス祭事カレンダー』(共著、06 年)、『映画を通して知るイギリス王室史』(共著、09 年)【以上、彩流社】、『表象としての母性』(06 年)【ミネルヴァ書房】ほか。
訳書:M. アトウッド『スザナ・ムーディーの日記』(92 年)【国文社】、J. ウィンターソン『パワー・ブック』(07 年)【英宝社】ほか。