元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ

元原発技術者が伝えたいほんとうの怖さ

小倉 志郎/著
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発売日 : 2014/6/19

書名カナ モトゲンパツギジュツシャガツタエタイホントウノコワサ
判型/製本 四六/上製
ページ数 206
ISBN 978-4-7791-1980-4
Cコード 0036
「あの複雑怪奇な原発の構造を理解しているエンジニアは世界に一人もいない……」福島第一原発の四号機を除く全号機の安全系ポンプ技術管理を担当した技術者が「遺言」のつもりで原発のありのままの実情を綴った一冊。小倉 志郎978-4-7791-1980-4
まえがき
1.3・11事故発生時のショック
2.自分の過去の仕事
3.事故被害の甚大さ・深刻さ
4.原発の危険性の核心
4-1)私の認識の変化
4-2)原発の複雑さ
4-3)放射能と放射線の命への影響
4-4)事故を起さなくても危険極まりない
5.原発の安全とは
6.国の滅亡の可能性
7.事故が起きた原因~天災か人災か~
8.科学・技術を超えた問題
9.周知を集められない社会~自由な議論ができない文化と歴史~
10.マスメディアの政府・財界の広報機関化
11.理想をめざす人々の落し穴=反省点=
12.われわれはどんな国をめざすのか~一次元的価値社会から多次元的価値社会へ~
13.「人間は万物の霊長」主義からの卒業
あとがき
小倉 志郎
元原発技術者
1941 年5 月、東京生まれ。慶応義塾大学工学部機械工学科卒、同大学院修士課程機械工学専攻修了。日本原子力事業(株)
(後に、東芝に吸収合併される)に入社。35 年間一貫して、原子力発電所の見積・設計・建設・試運転・定期検査・運転サービス・電力会社社員教育などに携わった。
2002 年3 月、定年退職。2007 年に季刊誌「リプレーザ」Vol.3 夏号に筆名・山田太郎で投稿した「原発を並べて自衛戦争はできない」という記事が護憲・平和運動をする人々の関心を得て、年に数回、原発の話をしてきたが、2011 年3 月11 日に、東電福島第一原発大震災が発生して以後、原発の基本的な構造や本質的危険性についての講演会などを精力的に行っている。また、文部科学省が小・中学生に「原発が安全で、クリーンで、且つ、日本にとって必要である」と教えるように通達をだしたことに危機感を持ち、放射能の危険性が子どもにもわかるように、紙芝居「ちいさなせかいのおはなし」をつくり、2011 年3 月5 日(3・11 事故の6 日前) に千葉県鎌ヶ谷市で初上演を行う。2012 年1 月から同年7 月初めまで、国会事故調の協力調査員に採用され、東電福島第一原発の事故の調査と報告書作成に携わった。2013 年4 月に発足した「原子力市民委員会」のメンバーとして活動する一方、「軍隊を捨てた国コスタリカに学び平和をつくる会」世話人などもつとめる。