
書名カナ | ソウセキノパリニッキ |
判型/製本 | 四六/上製 |
ページ数 | 212 |
ISBN | 978-4-7791-1961-3 |
Cコード | 0090 |
漱石は世紀末のフランスで誰に会い、何を見たか…。百年以上前のパリ万博の年、国民的作家になる前の漱石の「花の都」での行動を克明に追い、当時のパリの街の様子や雰囲気とともに「パリの漱石」を初めて再現する。
はじめに 1900年 10月21日 漸く「パリス」に着す 10月22日 博覧会を覧る規模宏大にて… 10月23日 巴里の繁華と堕落は驚くべきものなり 10月24日 〈外交官〉安達氏方に赴き昼飯の饗応あり 10月25日 美術館を覧る……日本のは最もまずし 10月26日 〈洋画家〉浅井忠氏を訪う 10月27日 日本の陶器、西陣織最も異彩を放つ 10月28日 巴里を発し倫敦に至る おわりに 参考文献 図版出典一覧 |