デンマーク国民をつくった歴史教科書

デンマーク国民をつくった歴史教科書

ニコリーネ・マリーイ・ヘルムス/著 、 村井 誠人/訳 、 大溪 太郎/訳
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発売日 : 2013/2/28

書名カナ デンマークコクミンヲツクッタレキシキョウカショ
判型/製本 A5/並製
ページ数 320
ISBN 978-4-7791-1867-8
Cコード 0022
デンマークの国民はいかにしてできあがり、そして自国に誇りをもつようになったのか? デンマークの国民学校(小・中学校)で読まれ続けてきた歴史教科書を通して知る北欧の王国の歴史。図版多数、詳細な年表、訳註、解題つき! 【在庫僅少※汚れ・キズ等の可能性がございます】ニコリーネ・マリーイ・ヘルムス村井 誠人大溪 太郎978-4-7791-1867-8
はじめに……………10


読者のみなさんへ……………38



最古の時代……………40

デンマークの王たちの伝説……………42
スキョル王/ローアとヘリェ/ロルフ・クラーケ/ロルフとアーディルス/ロルフの死/
ヴェアモンとウフェ/フローゼ・フレーゼゴーズ(和善王)

神々への信仰……………52
トーアがハンマーを取り返す/バルダ(バルドル)

アンスガー(アンスガーリウス)……………55

ヴァイキング遠征……………58
ライナ・ローズブローウ

ヴァイキング時代のデンマークの王たち……………63
ゴームとテューラ/ハーラル青歯王/スヴェン双叉顎鬚王/スヴォルの戦い/
スヴェン双叉顎鬚王のイングランド占領

クヌーズ(クヌート)大王……………71
一〇一八―一〇三五年/ウルフ・ヤール/クヌーズのノルウェー獲得/マグヌス善王/
スヴェン・エストリズスン

スヴェン・ストリズスンの息子たち……………77
クヌーズ聖王/飢餓/イーレク常善王/ニルスとクヌーズ・レーヴァード

内乱の時代……………83
ロスキレの血祭り

ヴァルデマ時代……………87
ヴァルデマ大王/クヌーズ六世/ヴァルデマ勝利王/エストニアへの遠征/
リューウー島での狩猟/法の制定者ヴァルデマ

デンマークの没落 一二〇二―四一年……………98
ヴァルデマ勝利王の息子たち/イーレク犂税王/エーベルとその子孫/クリストファ一世/
イーレク切り詰め王/イーレク人間通王。平和喪失者たち/イェンス・グラン/
イーレク人間通王の放蕩と財政問題/クリストファ二世と質地領主たち/王のいないデンマーク

中世のデンマークの人々……………106
農民/貴族/王/都市/教会/修道院/司教

デンマークの統一……………113
ニルス・エベスン/ヴァルデマ再興王/黒死病/デンマーク国家の統一/
ヴィスビューへの遠征/ハンザ諸都市との戦い/南ユトランド

マルグレーテ女王……………120
一三七五―一四一二年/カルマル連合/マルグレーテの統治/南ユトランド

マルグレーテ亡きあとのカルマル連合時代……………124
イーレク・ア・ポンメルン/クリストファ・ア・バイエルン

オレンボー朝の人々 ―カルマル連合の解体―……………126
クリスチャン一世。クリスチャンとスウェーデン/カール・クヌートソン/ステーン・ステューレ/
ブルンケベリの戦い/南ユトランドとホルシュタイン/クリスチャン一世の浪費/ハンス王/
ディトマルシェンへの遠征/連合、再び崩壊する/出版技術/
クリスチャン二世 クリスチャンの幼少期と青年期/トーベン・オクセ/クリスチャン二世とスウェーデン/
ストックホルムの血浴/クリスチャン二世の法/グスタヴ・ヴァーサ

宗教改革の時代……………140
フレゼリク一世と追放された王/ハンス・タウセン/伯爵戦争 一五三四―三六年/クリーメント船長の反乱/
クリスチャン三世とヨハン・ラントサウ/ハンス・マセン/コペンハーゲン包囲/宗教改革の開始 一五三六年

フレゼリク二世……………149
両公爵領の分割/フレゼリク二世の戦争/ヘアロフ・トロレ/ピーザ・オクセ。海峡税/宮殿

フレゼリク世時代の都市と城の生活……………153
デンマークのとある地方都市で/火災と伝染病/魔術/領主の館/デンマーク貴族にとって最高の時代/
テューイェ・ブラーア

クリスチャン四世……………162
一五八八―一六四八年/建築物と都市。商業/クリスチャン四世の奮闘/カルマル戦争/三十年戦争/
トシュテンソン戦争/ブルムセブロー講和/クリスチャン四世の死

カール・グスタヴ戦争……………172
第一次カール・グスタヴ戦争。一六五七―五八年/第二次カール・グスタヴ戦争。一六五八―六〇年/
コペンハーゲンの包囲/コペンハーゲンへの総攻撃/戦争の終結


デンマークへの絶対王制導入……………178
一六六〇年の身分制議会。デンマーク、世襲王国となる/リオノーア・クリスティーネ・ウルフェルト/
クリスチャン五世とグレフェンフェルト/スコーネ戦争/ニルス・ユール/
デンマーク法――キンゴ

大北方戦争……………189
カール十二世/スコーネでの戦争。ステンボック/
海上での戦い。イーヴァル・フイトフェルトとトアデンスキョル/カール十二世の帰国。戦争の終結/講和

ホルベアの時代……………195
フレゼリク四世/クリスチャン六世/フレゼリク五世/カツラ時代。ホルベア/ハンス・イーイゼ

クリスチャン七世の治世……………203
クリスチャン七世/ストルーウンセ/グルベアの時代/王太子/一七八四年 王太子の権力掌握

農民の境遇……………209
村/共同作業/賦役/兵役/一七三三年の土地緊縛制/祝日

大改革……………219
一七八八年 土地緊縛制の廃止/条地交換。賦役の廃止/その他の諸改革

一八〇一年と一八〇七―一四年の戦争……………221
ヨーロッパでの戦争/デンマークの貿易。中立同盟/一八〇一年四月二日 碇泊地の戦い/
イギリスと組むか、フランスと組むか/一八〇七年 コペンハーゲン砲撃/続く戦争/ノルウェー/
ノルウェー、デンマークから分離する/ノルウェーとスウェーデン


フレゼリク六世の時代……………231
財政危機/著名なデンマーク人/フレゼリク六世/身分制議会


クリスチャン八世……………236
人民は絶対主義の廃止を願う/シュレースヴィヒ=ホルシュタイン主義者/ヨート・ロランセン/
クリスチャン八世とアウグステンボー家


一八四八年 自由を求める騒乱……………240
フレゼリク七世/三月の日々。ホルシュタインにおける不穏/カシーノ集会/三月二十一日の民衆行進/
シュレースヴィヒ=ホルシュタイン主義者に対する王の回答/反乱の勃発/「一八四八年の精神」

三年戦争……………244
ボウ、スリースヴィ/一八四九年、エカーンフェアデ、フレザレチャ/
一八四九年七月六日 フレザレチャの戦い/一八五〇年 イステズ

憲法……………250
一八四九年

ふたつのスリースヴィ戦争の間……………251
引き続く困難/進歩/蒸気船と鉄道/精神生活/スカンディナヴィア主義/一八六三年十一月憲法/
フレゼリク七世の死/新しい王家/王位継承後の不穏

一八六四年の戦争……………259
ダネヴィアケ/サンケルマーク湖/デュブル/四月十八日の総攻撃/ヘルゴランド、ロンドン会議/
アルス島、戦争の終結

南ユトランド……………264
一九二〇年 再統合


一八六四年以降のデンマーク……………267
農業/小屋住み農民/ダルガスとヒース/都市、雇用主と労働者

グリュクスボー家…………………276
クリスチャン九世/一八六六年憲法/一九〇一年の体制変化/外交政策/フレゼリク八世/
クリスチャン十世/第一次世界大戦/北欧協力/一九一五年憲法/第一次世界大戦後/大恐慌/
第二次世界大戦/レジスタンス(抵抗運動)/一九四三年八月二十九日/一九四四年九月十九日/
一九四五年五月四日/解放後のデンマーク/粛清/財政状況/外国との貿易関係/南部スリースヴィ/
フレゼリク九世/新憲法と新王位継承法/新憲法のもとで


デンマーク史年表(一九四〇年、ドイツによる占領以降)…………………iv


デンマーク王の系譜…………………i
ニコリーネ・マリーイ・ヘルムス
Nikoline.M.Helms (1895 ー1939)歴史教育が祖国愛を育てるべきだと考え、
国民学校の教頭としていくつかの歴史教科書を執筆した女性。
村井 誠人
北欧研究の第一人者。
1947 年東京都生まれ。早稲田大学大学院博士課程単位取得退学。
津田塾大学・大阪外国語大学・東京大学非常勤講師を兼務し、
2000-01 年にコペンハーゲン大学客員教授としてデンマークに滞在。
早稲田大学文学学術院教授。北欧史専攻。
主な編著書に、『読んで旅する世界の歴史と文化 北欧』(共編、新潮社)、
『新版 世界各国史21 北欧史』(共編、山川出版社)、『ノルウェーの社会』
(早稲田大学出版部)、『スウェーデンを知るための60 章』(明石書店)、
『デンマークを知るための68 章』(明石書店)など多数。