内側から見たアメリカ人の習俗

内側から見たアメリカ人の習俗

辛口 1827~31年の共和国滞在記
フランセス・トロロープ/著 、 杉山 直人/訳
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発売日 : 2012/7/23

書名カナ ウチガワカラミタアメリカジンノシュウゾク
判型/製本 四六/上製
ページ数 460
ISBN 978-4-7791-1802-9
Cコード 0098
フロンティアの光と影…奴隷制、宗教と女性差別、料理とお酒…イギリス人女性が第二次対英戦争後のアメリカの姿を赤裸々に描く貴重な3年半の滞在記。マーク・トウェインも絶賛した当時のベストセラーの初訳。 【在庫僅少※汚れ・キズ等の可能性がございます】フランセス・トロロープ杉山 直人978-4-7791-1802-9辛口 1827~31年の共和国滞在記
第1章 ミシシッピ川河口――ルイジアナ州バリーズ
第2章 ニューオーリンズ社会――クレオールとクアドルーン――ミシシッピ川をさかのぼる船旅
第3章 蒸気船に乗り合わせたお連れ――ミシシッピ川の風景――ワニ――メンフィス到着――ナショバズ
第4章 メンフィス出発――オハイオ川――ルイヴィル――シンシナティズ
第5章 シンシナティ――森の農場――ボレック氏
第6章 召使い――地域社会――宵のパーティズ
第7章 市場――博物館――絵画館――美術学校――絵画学校――骨相学会―ミス・ライトの講演
第8章 私的公的娯楽の欠如――教会と礼拝堂――聖職者の影響――伝道集会
第9章 学校――気候――スイカ――七月四日――嵐――豚――移動住宅――フリント氏――文学
第10章 田舎への転居――森の散歩――平等
第11章 宗 教
第12章 小作農を英国と比べると――早婚――慈善――独立と平等――小屋での祈祷会
第13章 劇場―― 美術――ごちそう――震えるクエーカー――ビッグ・ボーン・リック――大統領の訪
第14章 アメリカの春――オーウェン氏とキャンベル氏の討論――公開舞踏会――男女席を同じゅうせず――アメリカ的自由――処刑
第15章 野外伝道集会
第16章 原野散策の危険――病気
第17章 シンシナティ出発――蒸気船でのお付きあいヴァージニア州ホイーリング着――才人
第18章 駅馬車で山岳地帯めざして出発――アレゲニー山系眺望――ハガースタウン
第19章 バルチモア――カトリック大聖堂――聖マリアカレッジ――説教――幼児学校
第20章 ワシントンへの航海──連邦議会議事堂──ワシントン市――議会――インディアン――議会メンバーの葬儀
第21章 ストニントン――ポトマック川の大滝
第22章 小規模土地所有者たち──奴隷制
第23章 メリーランドやヴァージニアの果物と花――アメリカまむし――昆虫――選挙
第24章 フィラデルフィアへの旅──チェサピーク・デラウェア運河――フィラデルフィア市――ミス・ライトの講演
第25章 ワシントン広場──アメリカの美――美術館――骨董品――劇場――博物館
第26章 クエーカー教徒──長老派――巡回メソジスト牧師──市場──社会に女性が与える影響
第27章 ストニントンへの帰還──雷雨──移住者たち──病──アレクサンドリア
第28章 アメリカ料理──宵のパーティ──ドレス――ソリに乗る――金を手に入れる習慣――収税人の通知――インディアン・サマー――サクス・ワイマー公爵の逸話
第29章 文学──抜粋──美術──教育
第30章 ニューヨークへの旅──デラウェア川──駅馬車──ニューヨーク──若き淑女のためのカレッジ──劇場──公園──教会──モリス運河──流行──四輪馬車
第31章 キャプテン・バジル・ホールの旅行記は合衆国では、どう受けとられたか
第32章 ナイアガラへの旅──ハドソン川──ウェスト・ポイント──ハイドパーク──オルバニー──ヤンキーたち──トレントンの滝──ロチェスター──ジェネーズの滝 ──ロックポート
第33章 ナイアガラ──フォーサイスへの到着──ナイアガラ瀑布初見──ゴート島──早瀬 ──バッファロー──エリー湖──カナンデーグア──駅馬車の冒険
第34章 ニューヨークへの帰還──結論
草稿『内側から見たアメリカ人の習俗』から採られた未発表まえがき

フランセス・トロロープの「共和国」滞在記――訳者解説
フランセス・トロロープ
(Frances 〔Fanny〕Trollope)
イギリスの小説家・旅行作家(1779―1863年)。
独立後間もない共和国で一旗揚げようと、1827年に子供たちとアメリカに渡る。アメリカ南部ニューオーリンズから西部にかけて旅し、のちに当時フロンティアだったオハイオ州シンシナティで2年余りをすごすが、事業には失敗。ワシントン、ニューヨークなど東部やナイアガラ瀑布を広く旅して、1831年夏に帰英。経済的苦境打破がひとつの理由となり、1832年に本書を出版。ベストセラーとなる。その辛辣ぶりをマーク・トウェインが絶賛。のちに奴隷制や労働者の困窮、教会の堕落など当時の社会問題をメロドラマ風に仕立てた小説を書く。いまも根強い人気を誇るビクトリア朝作家アンソニー・トロロープはフランセスの三男。
杉山 直人
(すぎやま なおと)
1950年生まれ。現在、関西学院大学国際学部教授、博士(言語コミュニケーション文化)
著書 『トウェインとケイブルのアメリカ南部』(彩流社)、『「ヨクナパトー ファ」共同体と個をめぐって』(創元社)
訳書 『グランディシム一族』(彩流社)、『黄金の林檎』(晶文社)