集いと娯楽の近代スペイン

集いと娯楽の近代スペイン

セビーリャのソシアビリテ空間
アルベルト・ゴンサレス・トゥロヤーノ/他 著 、 岡住 正秀/訳 、 畠中 昌教/訳 他
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発売日 : 2011/9/26

書名カナ ツドイトゴラクノキンダイスペイン
判型/製本 A5/上製
ページ数 288
ISBN 978-4-7791-1658-2
Cコード 0022
セビーリャ社会の本質を成すカフェや居酒屋、フラメンコ、オペラ見物といった「公の出会いの場」がどのように機能し、いかに定着したか。セビーリャ文化の多様なソシアビリテ空間の結びつきを歴史的文脈のなかに位置づける。アルベルト・ゴンサレス・トゥロヤーノ岡住 正秀畠中 昌教椎名 浩辻 博子塩見 千加子978-4-7791-1658-2セビーリャのソシアビリテ空間
目 次/集いと娯楽の近代スペイン――セビーリャのソシアビリテ空間

緒 言――日本の読者のみなさまへ
   ………………………アルベルト・ゴンサレス・トゥロヤーノ(岡住正秀訳)

第一章 啓蒙のテルトゥリアからロマン主義的居酒屋へ
   ………………………………………アルベルト・ゴンサレス・トゥロヤーノ(岡住正秀訳)
 1 はじめに――ソシアビリテ空間への誘い
 2 文明化のソシアビリテ
 3 啓蒙のテルトゥリア
 4 ロマン主義的居酒屋
 
 インテルメッツォ① ソシアビリテ空間へ

第二章 時代はめぐり店舗は変る——家の外で食べる、飲む
   ………………………………………………イサベル・ゴンサレス・トゥルモ(畠中昌教訳)
 1 はじめに 
 2 都市は時代の足音を聞く 
 3 十九世紀後半の店舗の多面性 
 4 新しい世紀には新しい様式 
 5 時代は要請する――フランコ体制の時代 
 6 大いなる歩み(一九六九~一九九七年) 
 7 おわりに――時代のリズムとともに 

第三章 飾り鉄格子の奥で――売春の黄金時代(一八六〇~一九三六年)
   ………………………………………………フランシスコ・バスケス・ガルシア(椎名浩訳)
 1 はじめに 
 2 近代の売春政策のはじまり 
 3 売春宿の分布とその特徴 
 4 社会学的指標から見えてくる姿 
 5 生き残りの実践 

 インテルメッツォ② セビーリャ、スペイン第三の都 
   
第四章 人々は劇場に集う――演劇の熱情のゆくえ
   …………………………………アンドレス・モレーノ・メンヒバル(辻博子・岡住正秀訳)
 1 はじめに 
 2 新しい演劇政策の企図と挫折 
 3 サン・フェルナンド劇場――ブルジョワの娯楽の殿堂 
 4 オペラのロマン主義的典礼 
 5 演劇の広がり、分化する劇場(一八五五〜七四年)
 6 王政復古体制のエンブレム(一八七五〜一八九八年) 
 7 演劇の危機──映画の到来(一九〇〇~一九三六年) 
 インテルメッツォ③ フラメンコ誕生について――最近の研究から

第五章 カフェ・カンタンテ――新聞はどう見たのか
   …………………………………………ホセ・ルイス・オルティス・ヌエボ(塩見千加子訳)
 1 はじめに 
 2 カフェ・カンタンテのはじまり 
 3 フラメンコ・カフェの登場 
 4 ブームの到来とシルベルオ・フランコネッティ 
 5 非難の嵐 
 6 混じり合い、そしてフィナーレ 

訳者あとがき……………………………………………………………岡住正秀 

セビーリャ関連年表

図版出典一覧

事項索引

人名索引
アルベルト・ゴンサレス・トゥロヤーノ
執筆者
アルベルト・ゴンサレス・トゥロヤーノ(Alberto González Troyano)
 セビーリャ大学文学部教授 専門:スペイン文学・文化史

イサベル・ゴンサレス・トゥルモ(Isabel González Turmo)
 セビーリャ大学文学部 専門:文化人類学、食文化

フランシスコ・バスケス・ガルシア(Francisco Vázquez García)
 カディス大学文学部教授 専門:スペイン・フランス現代哲学およびセクシュアリティの文化史

アンドレス・モレーノ・メンヒバル(Andrés Moreno Menjibal)
 著作家:音楽・演劇の評論、バスケス・ガルシアと売春に関するいくつかの共著

ホセ・ルイス・オルティス・ヌエボ(José Luis Ortiz Nuevo)
 著作家:フラメンコをテーマとする多くの作品で知られる。クリスティーナ・オヨ=フラメンコ協会の理事
岡住 正秀
1949年福岡県生まれ、北九州市立大学文学部教授:スペイン近現代史
著書・論文等: 『スペイン文化事典』(共著、丸善、2011年)、『たたかう民衆の世界』(岡住正秀、中野博文、久木尚志編著、彩流社、2005年)、『スペインにおける国家と地域』(共著、国際書院、2002年)、「アグロタウンにおける民衆労働者のアソシアシオン—セビーリャ県コンスタンティーナ(1900−23年)—」(『スペイン史研究』14号、2000年)、『ラティフンディオの経済と歴史―スペイン南部大土地所有制の研究 (農政研究センター国際部会リポート) 』(アントニオ・ミゲル ベルナル著、食料・農業政策研究センター 編集、太田尚樹・立石博高・中塚次郎・岡住正秀・中川功訳、食料・農業政策研究センター国際部会、1993年)、『グラナダの南へ—スペイン農村の民俗誌』(G.ブレナン著、共訳、現代企画室、1992年)。