アサー家と激動のインド近現代史

アサー家と激動のインド近現代史

森 茂子/著
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発売日 : 2010/7/27

書名カナ アサーケトゲキドウノインドキンゲンダイシ
判型/製本 四六/上製
ページ数 256
ISBN 978-4-7791-1547-9
Cコード 0036
インドはどのような苦悩を乗り越えて経済発展をとげたのか?いまだ深刻な格差の状況は?世界銀行、アジア開発銀行でのキャリアをもち、インド人と結婚した女性が急変するインドの代表的都市(ムンバイ、プーネ)の発展の軌跡と人々の営み、信念、希望、失意、困難の歴史をミクロの視点で生き生きと描く。 【在庫僅少※汚れ・キズ等の可能性がございます】森 茂子978-4-7791-1547-9
(目次抜粋)
■プロローグ――息吹き返したインド
40年余りのインドと私の関わり/高度成長で活気づく社会と課題/歩み寄る日本とインド/日印関係の進展は相互理解から/歴史を生きた人々の物語と都市の発展史
■第一章 ムンバイ――富と貧困と
インドとの出会いはボンベイ/産業発展と共にスラム街と高級住宅地/格差社会の縮図をみる/通勤者とポーターと浮浪者
■第二章 近代史を生きた企業家たち――夫の祖父と父
近代産業の始まり/商人カーストの台頭/無から功なした不屈な祖父アサー/キムジーの事業多角化とガンジーへの支援/起業精神と正義感に燃えた近代産業家
■第三章 英領時代の影残るインド独立
インドを目覚めさせた英領植民地/独立にブレーキかけた過去/ルティアンのニュー・デリー/イギリスを引き継いだ官僚制度/官僚の育成とメンタリティー/独立直後の経済は過去への反映/国家主導経済の弊害
■第四章 自由化に次ぐ高度成長の波
崖縁に追われた経済改革/学園都市プーネの変貌/マラタ王国からアングロ・インディアン社会/産業都市への変貌/駆け足の民間に遅れる行政
■第五章 インドの「良心」、アルーン・ショーリ
経済改革進めるアルン/インドと家族を思う/ペンの力で不正を暴く/ヴァジペイ内閣の大臣/国営企業を解放する内閣大臣/BJPの敗退とその後の動き
■第六章 晩年の義母――伝統とヒンドゥーに生きる
グローバル化とストレス/平穏を見出したヒンズー女性の晩年/インドのヒンズー教、イスラム、その他の宗教/長男に苦悩した母ジャムナバイ/ハジラに義母を訪ねる/ハジラとサナトリアム/夫の母ジャムナバイという人
■エピローグ
国民会議派党の再選/物価上昇で悪化する庶民生活/爆弾事件と日本人の反応
森 茂子
慶應義塾大学卒業後、アメリカのスミス・カレッジ、シラキュウス大学に留学。博士号取得後、ワシントンDCの世界銀行で、東アフリカ・東南アジア諸国の教育分野の調査・プロジェクト担当のタースク・マネジャー。マニラのアジア開発銀行で第一号女性管理者となり、南・東南アジア諸国の人材開発担当マネジャーに次いでインド駐在代表。定年退職後は、日本大学国際関係学部/研究科教授ほか。現在、インドのシンビオシス国際大学の準教授兼アドバイザー。