愛と狂気と死の物語

愛と狂気と死の物語

ラテンアメリカのジャングルから
オラシオ・キロガ/著 、 野々山 真輝帆/編
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発売日 : 2010/7/2

書名カナ アイトキョウキトシノモノガタリ
判型/製本 四六/上製
ページ数 226
ISBN 978-4-7791-1540-0
Cコード 0097
アルゼンチンの密林で繰り広げられる生きるための闘い、死の恐怖、残酷な運命――。ジャングルや都会の片隅で狂気と死に翻弄される人々や動物たちの姿を、生命への愛とともに見据えた、クリオリズモの代表作家による14の物語。オラシオ・キロガ野々山 真輝帆978-4-7791-1540-0ラテンアメリカのジャングルから
オラシオ・キロガ
Horacio Quiroga ・・・オラシオ・キロガ(一八七八-一九三六)は、モデルニズモ後のクリオリズモ[ラテンアメリカ生まれのスペインの血を引く人々の風俗・習慣・思想を描く]の流れに属する。モデルニズモの技法、自然主義的世界観、リアリスチックなドキュメンタリー主義などを併せ持つのがその特色だ。サバイバルのために厳しい自然環境と対決する人々を描いたキロガは、短編の歴史の中で重要な地位を占める。キロガはブエノスアイレスでモデルニスタの詩人レオポルド・ルゴネスと知り合い、アルゼンチン北部の密林地帯ミシオネスを共に旅した。彼はその地に魅了され、家族と共にそこに移り住む。彼の作品の多くはミシオネスでの体験に基づく。・・(中略)・・キロガは私生活で死につきまとわれていた。義父の自殺、最初の妻の自殺。不治の病と分かって娘も息子も自殺。友人の事故死。彼は勇敢に死をうけとめるべく自己をきたえなければならなかった。死。孤独。自然。キロガは従来のモデルニスタのヨーロッパ熱に背を向け、ラテンアメリカの大地に戻った。・・(『ラテンアメリカ短編集-モデルニズモから魔術的レアリズモまで』(野々山真輝帆 編、2001年、彩流社)解説より)。邦訳書に『ラテンアメリカ短編集』(3編「息子」「流されて」「日射病」収録、野々山真輝帆編、彩流社、2001年07月)、邦訳絵本に『フラミンゴのながくつした』(オラシオ・キロガ著、オスヴァルド・ハリル画、しがかずこ 訳、新世研、2001年)、『かめのおんがえし』(オラシオ・キロガ著、サンドラ・ラポルタ画、おおいしまりこ訳、新世研、2002年)、『ナマケモノみつばち』(オラシオ・キロガ著、アルフレッド・ベナヴィデス・ベドジャ画、おおいしまりこ訳、新世研、2002年)、『目が見えなくなったしか』(オラシオ・キロガ著、パブロ・デルフィニ画、おおいしまりこ訳、新世研、2002年)、『おうむのしかえし』(オラシオ・キロガ著、ディエゴ・エグリ画、おおいしまりこ訳、新世研、2003年)、『にんげんの子、ハナグマの子』(オラシオ・キロガ著、ディエゴ・エグリ画、おおいしまりこ 訳、新世研、2003年)、『野性の蜜 キローガ短編集成』(オラシオ・キローガ著、甕 由己夫訳、国書刊行会、2012年05月)がある。
野々山 真輝帆
著訳書等に『さらば、アルハンブラ 深紅の手稿 (上・下)』 (アントニオ・ガラ著、日比野和幸・野々山真輝帆・田中志保子共訳、彩流社、2007年)、『スペインを知るための60章』(野々山真輝帆著、明石書店、2002年)、『ラテンアメリカ短編集』(野々山真輝帆 編/ルベン・ダリオ他著/日比野 和幸 訳、彩流社、2001年)、『アンダルシア紀行』(カミロ・ホセ・セラ著/日比野和幸・野々山真輝帆 監訳、彩流社、1999年)、『イワシの埋葬 スペイン短篇選集』(野々山真輝帆 編・日比野 和幸 他 訳、彩流社、1996年)、『赤い手の王』(G・A・ベッケル著/日比野和幸・野々山真輝帆監訳、彩流社、1995年)、『ピレネー紀行』(カミロ・ホセ・セラ著、日比野和幸・野々山真輝帆監訳、彩流社、1993年)、『アミーゴとつき合う法』(野々山真輝帆著、晶文社、1998年)、『すがおのスペイン文化史』(野々山真輝帆著、東洋書店、1994年)、『あまりにスペイン的な男と女』(野々山真輝帆著、毎日新聞社、1992年)、『スペイン辛口案内』(野々山真輝帆著、晶文社、1992年)、『リスボンの春 ポルトガル現代史 朝日選書』(野々山真輝帆著、朝日新聞社出版局、1992年)、『蜂の巣 新装版』(カミロ・ホセ・セラ著、会田由・野々山真輝帆訳、白水社、1989年)、『ニカラグア昨日・今日・明日』(野々山真輝帆著、筑摩書房、1988年)、『スペイン内戦と文学』(彩流社、1982年)ほか多数。