国立公園は誰のものか―ルポ 新尾瀬を歩く

国立公園は誰のものか―ルポ 新尾瀬を歩く

木村 英昭/著 、 足立 朋子/著
通常価格
¥2,420
販売価格
¥2,420
通常価格
売り切れ
単価
あたり 
発売日 : 2010/7/15

書名カナ コクリツコウエンハダレノモノカ ルポシンオゼヲアルク
判型/製本 四六/上製
ページ数 286
ISBN 978-4-7791-1530-1
Cコード 0036
国の主導で進められた新尾瀬国立公園。環境の先進地として知られるこの地で、人びとはどう暮らし、何を思っているのか。届かない地元の人の声や暮らしに、四季を通じて丹念に寄り添った渾身のルポ。     木村 英昭足立 朋子978-4-7791-1530-1
プロローグ
■第一章 夏、そして秋へ
霧が守る「雲上の楽園」
登山道作り、山を守る
荒れる登山道、植物は消え
湿原の直下、崩落続く
活性化、「出来る事から」
支援失い、細る茅屋根
客も加わり新しい「結」
木賊口、原生の佇まい
入山阻む、鍵付きゲート
開山の思い、今に語り継ぐ
山頂の道標、融和を探る
登山道開拓、手弁当で
「異状アリ」日報に克明
新婚の思い出は永遠に
閉じていた県境の古道
■第二章 秋、駆ける
燃える季節、到来
登山者との談笑、心待ち
森と生きた歴史伝える
山道の奥、夫婦が守る宿
家族同然、常連は助っ人
「ふる里」継ぐ三代目
「ゴミ残さぬ」、続く工夫
自然の「知恵・思い」学ぶ
若者たち、「素の自分」に
■第三章 冬のまち、春待つ人びと
冬耐え、緩む花芽
雪原、痛いほど照り返し
移動商店、助け助けられ
暮らし支える布草履
スキー場、生活の助け
緩む花芽、山開き近く
旬の充実を渡り歩く
伝統継ぐ5歳、初舞台
役者絵に「思い」込め
出作り小屋、集う場に
昔ごっつおうに舌鼓
始まる2人の山小屋
■第四章 初夏の風が吹いたら
畳の縁は恩返しの品
背中の重み、充実運ぶ
歩荷の休日、田んぼに
便り届け、喜びもらう
山小屋、くつろぎ提供
縁起よく、お神楽逗留
魅力守る味方増えた
新しい校歌に花開く
■第五章 夏、ふたたび
<シカの食害> 警戒心なく闇に群れ活動
<崩落> 「湿原まで」地元に焦り
<トイレ> 「持ち帰り」しませんか
<所有者の企業> 開発やめ保護から実り
<木道整備> 欠かせぬ自然との調和
木村 英昭
1968年鳥取県生まれ。朝日新聞記者。福島県郡山支局(2006~2010年)を経て現在、東京本社地域報道グループ。主著『ヤマは消えても――三池CO中毒患者の記録』(1997年、葦書房)、共編著『三井三池炭じん爆発事件史料集成Ⅰ期、Ⅱ期』(2005年、2007年、柏書房)。
足立 朋子
1973年大分県生まれ。朝日新聞記者。2007年より福島県会津若松支局勤務。一児の母。