クラウゼヴィッツと『戦争論』

クラウゼヴィッツと『戦争論』

清水 多吉/編 、 石津 朋之/編
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発売日 : 2008/10/24

書名カナ クラウゼヴィッツトセンソウロン
判型/製本 A5/上製
ページ数 380
ISBN 978-4-7791-1365-9
Cコード 0031
「最高の戦略思想家、唯一の戦略思想家」と評されるクラウゼヴィッツの戦略思想の精髄を多角的・学術的に解きほぐす最新研究の成果。冷戦後の非対称的な戦争とコンピュータ化、エア・パワーなどの高度化された現代の戦略思想も視野に入れた好著。【在庫僅少※汚れ・キズ等の可能性がございます】清水 多吉石津 朋之978-4-7791-1365-9
▼主な目次▲
はじめに—クラウゼヴィッツ・ルネサンス………清水多吉/石津朋之
  第一部 クラウゼヴィッツと『戦争論』
第一章 クラウゼヴィッツの生涯………………………………清水多吉
第二章 クラウゼヴィッツの『戦争論』とは何か……………川村康之
 『戦争論』の読み方/「序文」、「覚え書」と「著者の序文」/
 『戦争論』の構成/『戦争論』における主要な命題
  第二部 クラウゼヴィッツとその時代
第三章 ドイツにおける研究史を中心として…………………三宅正樹
 ニーマイヤー/ヴェーラー/コンディリス/ヘルベルク=ローテ/フェルスター/シュミット
第四章 十九世紀初頭のヨーロッパ戦略環境とプロイセン…新谷 卓
 国家間闘争からみたフランス革命前後の国際情勢/革命派対反革命派の「ヨーロッパの内戦」/ナポレオンの登場と「絶対戦争」の始まり/イエナ・アウエルシュテットの戦い/プロイセンにおける国民軍創設
第五章 クラウゼヴィッツと一般兵役制の時代………………丸畠宏太
 国民戦争の時代/新国防法の成立と一般兵役制の制度化/プロイセンにおける兵役への抵抗と馴化/プロイセン型兵役制度の優位/忍び寄る総力戦の影
第六章 プロイセン軍制改革——概観と展望…………………鈴木直志
 軍制改革の実践/改革の歴史的評価のために
  第三部 クラウゼヴィッツの遺産
第七章 プロイセン・ドイツ軍とクラウゼヴィッツ…………中島浩貴
 ドイツ統一戦争から将来戦へ/国民戦争/戦史研究と戦略論争/プロイセン・ドイツ軍におけるクラウゼヴィッツ観
第八章 戦略なき時代のクラウゼヴィッツ……………………小堤 盾
 ゼークト/ルーデンドルフ/ベック
第九章 クラウゼヴィッツとリデルハート ……………………石津朋之
 大量集中理論と相互破壊理論の「救世主」—クラウゼヴィッツ批判/戦争の「政治性」—クラウゼヴィッツの戦争観/クラウゼヴィッツとリデルハート—共通点と相違点
  第四部 クラウゼヴィッツと現代の戦争
第十章 現代におけるクラウゼヴィッツの有用性と限界…クレフェルト
 国家対国家の戦争/戦争の法則/攻撃と防御の関係/他の手段をもってする政治の継続/戦闘へと駆り立てる要因
第十一章 クラウゼヴィッツと現代戦略思考の危機………ホーニッヒ
 クラウゼヴィッツをめぐる問題/政治目的と軍事戦略/限定的な政治目標/クラウゼヴィッツ・ルネサンス/抑制不可能な要因
第十二章 クラウゼヴィッツの戦略概念とエア・パワー…石津朋之 監修
 クラウゼヴィッツと技術について
 エア・パワーと防御・攻撃のバランス—航空機の登場から核時代まで
 エア・パワーと防御・攻撃のバランス—湾岸戦争から現在まで
第十三章 コンピュータ時代のクラウゼヴィッツ……………マーレー
 一 第二次世界大戦と軍事専門教育機関
 二 軍事文化の破壊とモダンテクノロジーの勃興
 三 ポスト・ベトナム世代とクラウゼヴィッツ
 四 「軍事上の革命(RMA)」の問題点
参考文献 クラウゼヴィッツ研究のために…………………川村康之編
清水 多吉
立正大学名誉教授。著訳書等に『討議倫理』(ユルゲン・ハーバーマス著、清水多吉・朝倉 輝一訳、法政大学出版局、2005年)、『知の軌跡』(清水多吉先生古稀記念論文集刊行委員会 編、北樹出版、2004年)、『戦争論 上 下』(クラウゼヴィッツ著、清水多吉訳、中公文庫ビブリオ、2001年)、『史的唯物論の再構成  叢書・ウニベルシタス』(ユルゲン ハーバーマス 著、清水 多吉・朝倉 輝一・小野島 康雄・川本 隆・木前 利秋・波平 恒男・浜田 正訳、法政大学出版局、2000年) 『30年代の危機と哲学』(M.ハイデッガー 他著、清水多吉・手川誠士郎 編訳、平凡社ライブラリ、1999年)、『ヴァーグナー家の人々—三〇年代バイロイトとナチズム』(清水多吉著、中公文庫、1999年、中公新書、1980年)、『社会科学の論理によせて』(ユルゲン・ハーバーマス著、清水多吉 他訳、国文社、1991年)、『現代思想への道程―江川義忠先生古稀記念論文集』(沼 義昭、清水 多吉、北樹出版、1990年) 、『1930年代の光と影 増補』(清水多吉著、河出書房新社、1986年・河出書房新社、1977年(旧版))、『ベンヤミンの憂鬱』(清水 多吉 他著、筑摩書房、1984年) 『権威主義的国家』(マックス・ホルクハイマー著、清水 多吉 編訳、紀伊國屋書店、1975年)、『戦争論入門』(日本文芸社、1974年)、『道具的理性批判〈第2〉権威と家族』(M.ホルクハイマー 著、清水 多吉訳、イザラ書房、1970年)、『生と死の衝動』(ヘルベルド・マルクーゼ 著、片岡 啓治・清水 多吉 訳、合同出版、1969年) 、『ユートピアの終焉』(ヘルベルト・マルクーゼ 著、 清水 多吉 訳、合同出版、1968年) などがある。
石津 朋之
防衛省防衛研究所戦史部主任研究官、英国王立統合軍防衛安保問題研究所(RUSI)客員研究員、拓殖大学非常勤講師、「歴史と戦争研究会」代表。著訳書等に、『シー・パワー―その理論と実践  シリーズ軍事力の本質 2』(立川 京一 編、芙蓉書房出版、2008年)、『リデルハートとリベラルな戦争観』(石津朋之著、中央公論新社、2008年)、『戦略の形成 上・下―支配者、国家、戦争 (1) 』(ウィリアムソン・マーレー 編、歴史と戦争研究会 訳、中央公論新社、2007年)、『21世紀のエア・パワー』(石津朋之・ウィリアムソン・マーレー編著、芙蓉書房出版、2006年)、『補給戦―何が勝敗を決定するのか』(マーチン・ファン クレフェルト著、佐藤 佐三郎訳、解説担当、中央公論新社(中公文庫BIBLIO)、2006年) 『イギリスと第一次世界大戦―歴史論争をめぐる考察  戦略研究学会翻訳叢書』(ブライアン ボンド著、川村 康之・石津 朋之訳、芙蓉書房出版、2006年)、『Pacific War Companion: From Pearl Harbor to Hiroshima 』(London: Osprey, 2005)、『エア・パワー その理論と実践 (シリーズ軍事力の本質)』(石津 朋之他編著、芙蓉書房出版、2005年)、『日米戦略思想史』(石津 朋之・ウィリアムソン・マーレー編、彩流社、2005年)、『戦争の本質と軍事力の諸相』(石津 朋之編、彩流社、2004年)、『戦略論大系 4 リデルハート』(戦略研究学会・石津朋之 編著、芙蓉書房出版、2002年)、『現代戦略論―戦争は政治の手段か』(道下 徳成・長尾 雄一郎・石津 朋之・加藤 朗 著、勁草書房、2000年)などがある。