明治・大正・昭和の大衆文化

明治・大正・昭和の大衆文化

「伝統の再創造」はいかにおこなわれたか
成蹊大学文学部学会/編
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発売日 : 2008/3/21

書名カナ メイジタイショウショウワノタイシュウブンカ
判型/製本 四六/並製
ページ数 320
ISBN 978-4-7791-1335-2
Cコード 0095
古いものは、意外に新しい! 明治・大正・昭和期の探偵小説、少年漫画、婦人雑誌、演劇、パンク・ロックなどを通して、「古さ」と「新しさ」のイメージの落差を過去の大衆文化がいかに巧みに操作しているかを探る論考。成蹊大学文学部学会978-4-7791-1335-2「伝統の再創造」はいかにおこなわれたか成蹊大学人文叢書
★〈収録内容〉                                                         
序 章 「伝統の再創造」——誰が、なぜ、どのよ うに? 日比野啓                          
第一章 帝都騒然 探偵実話 ピストル強盗を捕縛せ よ! 浜田雄介                          
第二章 少年漫画の誕生とその変貌についての一考察
      〜街頭紙芝居の『墓場奇太郎』はなぜ『ゲゲゲの鬼 太郎』へと変貌を遂げたのか〜 本間正幸
第三章 一九二〇年代日本・都市と女性 バーバラ・佐藤
第四章 曽我廼家五郎の実験演劇  日比野啓     
第五章 『芸道もの』としての新劇  神山彰        
第六章 メジャー・レーベルと契約した日本最初の あのパンク・ロック・バンドの一九八〇年の
     デビュー・アルバムから二〇〇六年の結成二六周年 記念ボックス・セットにおよぶ
     音源・映像・談話・記事を概観し、いまだCD音源化されな い最初期音源を手がかりに、
     輸入文化であるロックないしパンク・ロックがいかに日本人の誠実な自己表現となりえたか
                                       をさぐる日本文化論 源中由記
成蹊大学文学部学会
日比野啓(ひびの けい)…成蹊大学文学部准教授。こまばアゴラ劇場学芸員。演劇史・演劇批評。主要業績に「『喜劇』の誕生:曽我廼家五郎・十郎の初期の活動」(『笑いと創造 第五集』所収、勉誠出版、2008年)、「曽我廼家五郎の声と身体」(『からだはどこにある?ポップカルチャーにおける身体表象』所収、日比野 啓 他編著、彩流社、2004年)、『要塞都市LA』(マイク・デイヴィス著、村山敏勝・日比野啓 訳、青土社、2001年)。
浜田雄介(はまだ ゆうすけ)…成蹊大学文学部教授。『新青年』研究会会員。日本近代文学。主要業績に、「自意識と通俗—小酒井不木を軸に」(『日本近代文学』所収、1994年10月)、「大衆文学の近代」(『岩波講座日本文学史』所収、岩波書店、1996年)、「レコード時代の大衆歌謡—「東京行進曲」の位置」(『詩う作家たち』所収、至文堂、1997年)、『子不語の夢』(編・浜田雄介、皓星社、2004年)など。
本間正幸(ほんま まさゆき)…メトロポリス漫画総合研究所主宰。漫画史研究。社団法人日本漫画家協会、無声映画鑑賞会、日本出版美術研究会所属。主要業績に『少年画報大全』(少年画報社、2001年)、「松本零士コレクションでつづる『漫画誕生から黄金バットの時代』展」(監修・協力・解説、逓信総合博物館、2006年)。
バーバラ 佐藤(さとう ばーばら)…成蹊大学文学部教授。近代日本史、女性史。著書に『日本モダニズムの研究』(共著、ブレーン出版、1982年)、『昭和文化:1925-1945』(共著、勁草書房、1987年)、’The New Japanese Woman:Modernity,Media,and Women in Interwar Japan’(Duke University Press,2003年)、「消費時代のあたらしい人物像」(『東京—ベルリン/ベルリン—東京展』、森美術館、2006年)、『日常生活の誕生:戦間期日本の文化変容』(柏書房、2007年)、『関西モダニズム再考』(思文閣出版、2008年)などがある。
神山 彰(かみやま あきら)…明治大学文学部教授。近代日本演劇。著書等に、『近代演劇の来歴 歌舞伎の「一身二生」 明治大学人文科学研究所叢書』(神山 彰著、森話社、2006年)、『河竹黙阿弥集 新日本古典文学大系・明治編 第8巻』(共編著、岩波書店、2001年)などがある。
源中由記(げんなか ゆき)…東京芸術大学非常勤講師。アメリカ文学・文化研究およびポピュラー音楽研究。主要業績に、「Do We Rock?:ロックを歌うロックの言語と身体性」(『からだはどこにある?ポップカルチャーにおける身体表象』所収、日比野 啓 他編著、彩流社、2004年)、「『ダンスフロアへふたたび降臨』:価値、アイデンティティ、ダンス・ミュージック」(『ユリイカ 特集・マドンナ ダンスフロアの反乱』所収、青土社、2006年3月号)などがある。