終わりなき革命 ハンガリー1956

終わりなき革命 ハンガリー1956

ビル・ローマックス/著 、 南塚 信吾/訳
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発売日 : 2006/10/26

書名カナ オワリナキカクメイ ハンガリーイチキュウゴウロク
判型/製本 A5/並製
ページ数 316
ISBN 978-4-7791-1206-5
Cコード 0022
1956年のハンガリー“民衆蜂起”は、スターリン型社会主義に対する最初の反乱であり、社会主義、自由、権力とは何かを問うたものであった。革命の担い手が求めていたものとハンガリー現代史の原点を探る。 【在庫僅少※汚れ・キズ等の可能性がございます】ビル・ローマックス南塚 信吾978-4-7791-1206-5叢書東欧
目 次



刊行にあたって…………………………………………………………………………………………………………………… 3
日本語版への序文——一九五六年から五〇年………………………………………………………………………………… 7
はしがき︱︱一九五六年とその今日的意義…………………………………………………………………………………… 9

序 論……………………………………………………………………………………………………………………………… 23
第一章 革命を準備する反体制派……………………………………………………………………………………………… 25
  ジャーナリストの反対運動 27  作家にも広がる反体制運動 34  ナジ・イムレのまわりのグループ 37
  反対派のフォーラム 42     社会的激動の始まり 46     スターリン主義批判の継続 53
  ライクの再葬儀と学生反乱 58  蜂起前夜の反対派 62
第二章 反体制派とナジ・イムレ政府のイデオロギー……………………………………………………………………… 67
  ナジ・イムレにおける共産主義 68   ナジ・イムレの修正主義 71  社会主義の建設 74  
  六月の道│「新路線」の政策 76    「新路線」と民主化 79    ナジ・イムレとハンガリーの独立 83  
  ナジ・イムレの「イデオロギー」 85  革命に直面するナジ 88    ナジ、革命を受け入れる 93  
  ナイーヴだが反抗的なナジ・イムレ 98  
第三章 地方都市——具体化する革命………………………………………………………………………………………… 103
  セゲド 104  ジェール 107  ミシュコルツ 119  ペーチ 125  シャルゴータリャーン 127
第四章 ブダペシュト——革命と反革命の狭間で…………………………………………………………………………… 131
  導火線に火をつけた学生 132  一〇月二三日の夜 141  武装戦闘集団 146             ソ連軍 151
  群衆のテロル 155       西側の諸機関 161    ドゥダーシュ・ヨージェフのグループ 162  諸政党 166  
  作家・学生・青年 172     労働者評議会 175    共産党内反対派 178  
第五章 大ブダペシュト労働者評議会………………………………………………………………………………………… 183
  労働者の抵抗 184         地区労働者評議会の発展 188  中央労働者評議会の創設 189
  中央労働者評議会│構成と組織 191 ストライキ問題 194      ソ連軍司令部との関係 197  全国労働者評議会 198
  労働者の雑誌 203         工場の支配をめぐる闘争 204  中央労働者評議会の解散 207
第六章 カーダール体制に反対するハンガリーの社会主義者……………………………………………………………… 213
  妥協の最後の試み 214  最後の抵抗の動き 219  反対派の運命 222  革命の最後の行為 226
  「フンガリクス」I 理論の革命 228       「フンガリクス」Ⅱ 革命の教訓 232
第七章 結論……………………………………………………………………………………………………………………… 241
  カーダール体制のイデオロギー 241  反対派のディレンマ 245  労働者評議会の政治的役割 250
あとがきにかえて——カーダール主義から民主主義へ 一九五六—一九八九年………………………………………… 255
  カーダール・ヤーノシュと革命の抑圧 255  ナジ・イムレの誘拐と処刑 258  カーダールのハンガリー 261
  カーダール主義の死滅 264         一九五六年の再登場 266     共産主義の崩壊 267

一九五六年史概説——訳者解説………………………………………………………………………………………………… 271
  ラーコシ│粛清の嵐と急速なソ連化 271  ソ運の政変とナジ登場 273    作家同盟と「ペテーフィ・サークル」 274
  学生の登場│急進化する反対派 275    一〇月二三日 277        ナジ首相と「第一次介入」 278
  労働者評議会と複数政党制 279      和国広場│一〇月三〇日 280  一一月一日 281
  「ハンガリー社会主義労働者党」 282    ナジ連立政府 283       「第二次介入」 283  「労農革命政府」 284 
関係略年表………………………………………………………………………………………………………………………… 287
史 料……………………………………………………………………………………………………………………………… 295
  A、「一六項目」 295
  B、ハンガリー人よ! ビボー・イシュトヴァーン 297
  C、ウーイペシュト革命的労働者評議会のアピール 299

注…………………………………………………………………………………………………………………………………… 11
文献目録…………………………………………………………………………………………………………………………… 9
索引………………………………………………………………………………………………………………………………… 
ビル・ローマックス
Bill Lomax
1943年、イギリス生まれ。
1974年にサセックス大学にて博士号取得。
ノッティンガム大学社会学部教授であったが、現在は退職して、フリー。
著作に本書のほか、編著の Hungarian Workers' Councils in 1956 Boulder 1990などがある。
南塚 信吾
1942年、富山県生まれ。
1970年東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。
千葉大学文学部教授をへて、現在法政大学国際文化学部教授。
NPO歴史文化交流フォーラムと世界史研究所を主宰。
著書
単著に
『東欧経済史の研究——世界資本主義とハンガリー』(ミネルヴァ書房、1979年)
『東欧経済史研究序説』(多賀出版、1985年)
『静かな革命——ハンガリーの農民と人民主義』(東京大学出版会、1987年)
『ハンガリーの改革——民族的伝統と「第三の道」』(彩流社、 1990年)
『ハンドブック東欧諸国』(岩波書店、 1990年)
『ハンガリーの「第三の道」——資本主義と社会主義のはざまで』(岩波書店、1991年)
『ハンガリーに蹄鉄よ響け——英雄となった馬泥棒』(平凡社、 1992年)
『義賊伝説』(岩波書店[岩波新書]、 1996年)
『アウトローの世界史』(日本放送出版協会、 1999年)が
共著に
『世界の歴史(18)帝国主義の時代』(講談社、1986年)社会主義の世紀(3)[連帯]10年の軌跡[ポーランド]/おしつぶされた改革[チェコスロヴァキア]』(日本放送出版協会、 1990年)『社会主義の20世紀(1)守護の壁・恥辱の壁[東ドイツ]/反革命か民衆蜂起か[ハンガリー]』(日本放送出版協会、1990年)があり、
編著に
『東欧の民族と文化』(彩流社、1989年)『東欧革命と民衆』(朝日新聞社、1992年)『歴史学事典(4)民衆と変革』(弘文堂、1996年) 『世界各国史(19)ドナウ・ヨーロッパ史』(山川出版社、 1999年)が、
共編著に 『国際関係論基礎研究』(福村出版、1976年)『'89・東欧改革——何がどう変わったか』(講談社[講談社現代新書]、 1990年)『東欧革命と欧州統合』(彩流社、 1993年)『マイノリティと近代史』(彩流社、 1996年)
訳書に
E・H・カー『ロシア革命の考察』(みすず書房、 1969年) ボリス・ニコラエフスキー『権力とソヴェト・エリート』(みすず書房、 1970年)E・H・カー『一国社会主義——ソヴェト・ロシア史 1924-1926(1・2)』(みすず書房、1974年-1977年) I・T・ベレンド, G・ラーンキ『東欧経済史』(中央大学出版部、 1978年) ジュルコー・ラースロー編『カーダール・ヤーノシュ伝——現代ハンガリー史の証人』(恒文社、 1985年) ヤーノシュ・サーヴァイ『ハンガリー』(白水社、 1999年)がある。