
書名カナ | エヴァンゲリオンキョクゲンシンリブンセキ |
判型/製本 | 四六/並製 |
ページ数 | 214 |
ISBN | 978-4-7791-1078-8 |
Cコード | 0095 |
『新世紀エヴァンゲリオン』というアニメに登場する架空の人物たちの精神世界を分析・検証を試みる。『エヴァ』の誕生から今日まで、作品のチルドレンたち、そして、現実世界の子どもたちの心理をめぐる状況は?作品に時代の病理を読む。 「逃げちゃだめだ」の心理とは? 【在庫僅少※汚れ・キズ等の可能性がございます】
第一部 新世紀の精神病理 ★綾波レイ――「コタール症候群」思春期の女性(14歳)に発症したきわめて特異な例 ★惣流・アスカ・ラングレー――「思春期性うつ病」大卒のエリート意識がくずれ、異国で発症 ★葛城ミサト――「“嵐の乙女”シンドローム」恋人の死で歯止めがきかなくなる高学歴美人の暴力 ★赤木リツコ――「自己敗北性人格障害」「綾波レイのダミー」破壊行為に走らせた母子関係 ★碇シンジ――「アダルトチルドレン」「境界例人格」精神病理の培養器 ★碇ゲンドウ――「現実不全感」「洗浄強迫」独裁者の妄想的執着 第二部 新世紀をとりまく社会・組織の病理 ★精神を変容させる組織の圧力 ★軍事集団における人間心理 ……ほか |