一つ目の諏訪大明神

一つ目の諏訪大明神

一目一足の鍛冶神と諏訪氏の謎
皆神山すさ/著
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発売日 : 2021/8/5

書名カナ ヒトツメノスワダイミョウジン
判型/製本 四六/並
ページ数 266
ISBN 978-4-7791-2772-4
Cコード 0021
いよいよ来年2022年は七年に一度の御柱祭!

 諏訪神社の総本社である諏訪大社は古くから謎の多い神社だ。
縄文遺跡に囲まれ、精霊信仰を取り込んだ独自のミシャグチ信仰や狩猟の神、軍神、風の神という多様な貌を持つ諏訪明神……。
神仏分離政策にとって破壊されたと言われる普賢菩薩騎象像の片目の姿の元々の形が、一つ目の神であったとの仮説で展開する古代史と大社と仏教の関係を通して諏訪氏の源流に迫る労作。 皆神山すさ 七つの謎 秦氏と新羅王伝説 穴師兵主神の源流 天照大神は夫余神なり
まえがき
第一部 一つ目の諏訪大明神
 第一章 神仏習合時代の諏訪神
  第一節 仏法紹隆寺
  第二節 普賢菩薩騎象
  第三節 普賢菩薩勧発品
  第四節 明治の神仏分離
  第五節 一つ目の諏訪神を推理する
 第二章 葛井池の片目の魚伝説
  第一節 葛井の清池
  第二節 手長足長の神
  第三節 ダイダラボッチ
 第三章 神が目を傷つける話
  第一節 柳田國男氏の一目小僧
  第二節 眇眼で跋者の山の神
  第三節 貝塚茂樹の古代中国の山の神
 第四章 柳田國男の一目小僧の結論
  第一節 諏訪社の人身供犠
  第二節 諏訪の御柱
  第三節 南宮とタタラの押立柱
  第四節 美濃国の南宮
  第五節 伊賀一の宮、敢国神社
  第六節 浜南宮
 第五章 金屋子神
  第一節 金屋子神とタタラ製鉄
  第二節 金屋子神祭文
  第三節 死の忌みを嫌わない金屋子神
  第四節 諏訪明神と金屋子神の一致点
  第五節 金屋子神と蚩尤
 第六章 天目一箇神と鉄鐸
  第一節 鉄鐸の鳴る音は御左口の声
  第二節 多度大社と伊勢平氏
  第三節 銅鐸と鉄鐸
  第四節 薙 鎌
  第五節 風の祝
  第六節 諏訪神は蛇体の風神
 第七章 ミシャグチとフルの争いの話
  第一節 守屋山は諏訪神社の神体山か
  第二節 先代旧事本紀の語る物部氏の伝承
  第三節 御霊信仰と守屋
  第四節 高句麗朱蒙と沸流国王
  第五節 百済の建国神話とフル
  第六節 新羅昔脱解と瓠公の争い
  第七節 ミシャグチを追跡する
  第八節 昔脱解伝説の考察
  第九節 海童と八幡信仰
  第十節 銅剣文化の担い手、安曇・物部氏
  第十一節 御衣着祝誕生をめぐって
  第十二節 諏訪神社祭政体試論
第二部 新天皇に寄り添ふ
     一目一足の鍛冶妖怪
  第一節 夜通し行われる秘儀
  第二節 折口信夫説と天皇霊
  第三節 大和平定の剣フツノミタマ
  第四節 一目一足の鍛冶神
  第五節 天皇霊について
第三部 仏教と諏訪大社
 第一章 源平合戦と諏訪武士
  第一節 諏訪神社の武士化
  第二節 源平合戦
  第三節 旭将軍木曾義仲
  第四節 鎌倉幕府と諏訪神社
  第五節 承久の乱と諏訪盛重
 第二章 上社と仏教
  第一節 上社神宮寺、年中行事
  第三節 上社本宮の社殿配置 ほか
 第三章 下社と仏教
  第一節 諏訪盛澄
  第二節 金利満貞
  第三節 武田氏の下社堂塔の再興計画
  第四節 千手堂・三重塔の再建
  第五節 下社神宮寺案内
  第六節 社僧も出仕した下社の行事
  第七節 常楽会と瑜祇経秘文奉納
皆神山すさ
(みなかみやま すさ)
1949 年 長野県松代町生まれ。
『日本神話の源流──扶余・朝鮮・日本』(1984 年 大阪紀伊国屋書店)、『日本民族の総氏神──兵主』(2004 年 新風舎)
『神につかえた女性たち』(2005 年 碧天舎)、『秦氏と新羅王伝説』(2010 年 彩流社)、『天照大神は扶余神なり──神の妻となった女性たちの古代史』(2012 年 彩流社)、『兵主神で読み解く日本の古代史』(2012 年 梓書院)、『諏訪神社 七つの謎──古代史の扉を開く』(2015 年 彩流社)、『穴師兵主神の源流──海東の古代史を繙く』(2017 年 彩流社)