
書名カナ | フィリップロスケンキュウ |
判型/製本 | 四六/上製 |
ISBN | 978-4-7791-2744-1 |
Cコード | 0098 |
現代アメリカ文学を代表する作家、フィリップ・ロス(1933-2018)。
ロス文学の根幹をなす「ユダヤ性」に注目。各時期の代表作を通して、ロス文学の特徴とその変化を追う。
【※近刊(刊行日、タイトル、価格等が変更になる可能性がございます)】
第1章 ロス文学とは 第2章 作家としての旅立ち──『さようなら、コロンバス』(1959) 第3章 束縛とのたたかい──『レッティング・ゴー』(1962)と『ルーシーの哀しみ』(1967) 第4章 解放──『ポートノイの不満』(1969) 第5章 本当の自分を描くということ──『男としての我が人生』(1974) 第6章 ネイサン・ザッカマン登場──『ザッカマン・バウンド──三部作とエピローグ』(1985) 『ゴースト・ライター』(1979)/『解き放たれたザッカマン』(1981)/『解剖学講義』(1983) 第7章 イスラエルという視点──『カウンターライフ』(1986)と『オペレーション・シャイロック』(1993) 第8章 身体が伝えるユダヤ性──『父の遺産』(1991) 第9章 ユダヤ的思考の完成に向けて──『サバスの劇場』(1995) 第10章 アメリカを問う──アメリカ史三部作 『アメリカン・パストラル』(1997)/『私は共産主義者と結婚していた』(1998)/『人間の染み』(2000) 第11章 歴史改変小説──『プロット・アゲインスト・アメリカ』(2004) 第12章 エピローグに代えて |