マルティラテラル平和・安全保障論

マルティラテラル平和・安全保障論

多国間・国際組織・地域共同体の時代へ
森 彰夫/著
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発売日 : 2019/4/9

書名カナ マルティラテラル ヘイワ アンゼンホショウロン
判型/製本 A5/並製
ページ数 249
ISBN 978-4-7791-2578-2
Cコード 0031
南沙・尖閣諸島での中国、北朝鮮のミサイルの脅威に自衛隊の国軍化で対処する案が絶えない。防衛力増強と日米同盟強化論から距離を取り、平和憲法理念に基づいた多国間協力による安全保障論と自衛隊の国連待機軍構想を提案する。森 彰夫978-4-7791-2578-2多国間・国際組織・地域共同体の時代へ


第1章  安全保障の理論 

 1.個別的安全保障
 2.集団的安全保障
 3.リアリズムによる理想主義批判
 4.セキュリティ・ディレンマ
 5.共通の安全保障
 6.人間の安全保障

第2章  予防戦争論と核抑止論

 1.予防戦争論
 2.「白痴でもないかぎり抑止される」
 3.「世界政府に代わるものが核抑止」

第3章  核抑止論批判の論理

 1.核抑止論は空論
 2.軍人は予防戦争を是認する
 3.組織的な慣例や慣行が招く脆弱性
 4.安全の限界

第4章  平和学

 1.平和学の始まり
 2.LSG理論
 3.核抑止が維持されるメカニズム
 4.積極的平和論
 5.平和的解決に対する規範的かつ実践的な制度の構築

第5章  米国の「核態勢の見直し」と単独行動主義

 1.トランプ政権の「核態勢の見直し」
 2.核攻撃の可能性
 3.単独行動主義

第6章  イラク、北朝鮮、イランの核開発

 1.イラクの核開発
 2.北朝鮮の核開発 
 3.イランの核開発

第7章  インドとパキスタンの核保有

 1.カシミール紛争
 2.安定/不安定のパラドックス
 3.ブラックマーケットにおける核関連取引

第8章  キューバ危機の教訓
 
 1.キューバ危機の経緯
 2.誤った情報、誤った判断、誤った計算による決定
 3.核というダモクレスの剣

第9章  非核化国と核兵器禁止条約

 1.核なき世界
 2.ニュージーランドの非核化
 3.ウクライナの非核化
 4.カザフスタンの非核化
 5.ベラルーシの非核化
 6.核兵器禁止条約

第10章 国連改革と国連予備軍構想

 1.国連改革
 2.国際機構の理論
 3.国連予備軍構想
 4.国連警察軍構想

第11章 日本国憲法と日米安全保障条約

 1.日本国憲法
 2.日米安全保障条約

第12章 沖縄問題

 1.なぜ沖縄か
 2.沖縄の海兵隊は抑止力なのか
 3.琉球独立への道
 4.リヒテンシュタインとスイスのお手本
 5.東アジア共同体による地域的平和

第13章 平和運動

 1.ヴェトナム反戦運動
 2.ヨーロッパの反核運動
 3.日本の平和運動

第14章 マルティラテラル平和・安全保障の課題

 1.欧州におけるマルティラテラリズムの進展
 2.ブレグジットの行方
 3.反対派を排除する政治手法、自由の抑圧、人権侵害には制裁
 4.東アジア共同体の重要性

あとがき
森 彰夫
Akio Mori.
もり あきお
大和大学政治経済学部教授。
著書に
『二十世紀政治史の諸問題』(共著、斉藤孝 編、
 彩流社、1997年)、
『ハンガリーにおける民営化の政治経済学』(森彰夫 著、
 彩流社、1999年)、
『市場経済移行諸国の理想と現実 
 グローバリゼーション下の可能性』(共著、今井正幸、
 森彰夫、和田正武、ロジュニョイ・ヘドヴィグ 著、
 彩流社、2003年)、
『市場経済下の苦悩と希望  21世紀における課題』
 (共著、今井正幸、大田英明、森彰夫、和田正武 著、
 彩流社、2008年)、
『オルタナティブ国際政治経済学 国際機構・国際紛争・
 開発援助・地域統合の再考』(共著、今井正幸、森彰夫 著、
 彩流社、2010年)、
『オルタナティブ国際関係論  国際機構と国際協力の
 改革へ向けて』(森彰夫 著、彩流社、2011年)、
『インクルーシブ国際社会論』(森彰夫 著、彩流社、2017年)
 等がある。