耳にコバン 〜邦ロック編〜

  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第8回

    第8回「カッコつく人、つかない人」 コバン・ミヤガワ    みなさん、つけてますか? カッコー。大事なところでカッコつかないのがボクなのです。  大学2年の夏休み、故郷宮崎に帰省した。羽田から飛行機に乗り、宮崎に向かう。何せ新幹線が通っていないので、帰省の手段はもっぱら飛行機に頼る他ない。 ...
  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第7回

    第7回 「ひっくり返る!」 コバン・ミヤガワ 傘がひっくり返る。大した雨でも風でもないのに、傘がとにかくひっくり返る。ボクは圧倒的に傘がヘタなのだ。ヘタどころか、傘に嫌われているとさえ思えてくる。なぜだかよく分からない。みんなと同じように、いたって普通に傘をさしているつもりでいる。つい先日も...
  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第6回

    第6回 「エモさとロック」 コバン・ミヤガワ   自分の「癖」というものを「癖」の範疇から超越したかった。 文字が好きだ。 正確には、文字を書くのが好きだ。 ボクの文字に対する感情は並々ならぬものがある。   学生の頃は特にそうだった。 いかにしてキレイで読みやすい字を書けるか。なおかつボクら...
  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第5回

    第5回 「あ」とか「ザ」とか コバン・ミヤガワ   ついつい「あ」が出る。 無意識に「あ」が出るたびに、心の中でも「あっ」と言っている。   いつものようにコンビニやスーパーに行って、買うものをカゴに入れ、レジに向かう。 「ポイントカードはお持ちですか?」と店員さん。 「あ、持ってないです...
  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第4回

    第4回 「寒さの中の劣等生」 コバン・ミヤガワ   寒さと劣等感は、同じ頃にやってくるのだった。   先月に引き続き、学生の頃の話をもう少し。   冬は最も憂鬱な季節だった。 寒いからではない。   体育で持久走があるからだ。 魔の種目「持久走」である。   何を隠そう、ボクは持久走が大の...
  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第3回

    第3回 ボクの好きな先生   コバン・ミヤガワ   「黄色だね」 そう言われた。   ボクは黄色いらしい。   皆さんは、好きだった先生や印象に残っている先生はいるだろうか。 生きていればいろんな先生と出会う。   「ボクの先生」として記憶に残っている最古の先生は、保育所(親の都合でド級の田...
  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第2回

    第2回「ボクら大人になるんだ、ベイベー」 コバン・ミヤガワ   つい先日、1つ年下のいとこに赤ちゃんが生まれた。   心底嬉しい。新しい生命の誕生はいつだって嬉しい。 まだ会えていないが、きっとすごく可愛い。 素敵な名前をもらって、これからすくすく大きくなるんだ。   そんなことを思っていた...
  • 耳にコバン 〜邦ロック編〜 第1回

    第1回 夏を感じたんです。   コバン・ミヤガワ   ここ何ヶ月か、散歩を日課としている。 ただ音楽を聴きながら、あれこれ考えながら歩くのにハマっている。 時には20分、時には1時間以上歩き続けてしまうこともある。   8月も終わりに近づいたある日、いつものように散歩に出た。   気がつけば7...