アルゲダス短編集

アルゲダス短編集

ホセ・マリア・アルゲダス 著, 杉山 晃 訳
四六判 / 263ページ / 上製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-88202-823-9(4-88202-823-9) C0097
奥付の初版発行年月:2003年06月 / 書店発売日:2003年06月25日
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内容紹介

アンデスと西洋…せめぎあう異質な力の葛藤! ペルーの国民的作家がインディオと白人の二つの世界に引き裂かれた内面のドラマを描く代表作「水」を含む初期短編作品集。
ホセ・マリア・アルゲダス(1911〜1969)は、ペルーのもっともすぐれた作家のひとりである。アンデスの人びとの魔術的な精神世界をえがいて、ラテンアメリカの現代文学において独自の地位をきずいた。先住民インディオの伝統文化と押しよせるヨーロッパ文化のせめぎあいをドラマチックにえがいた長編第一作『ヤワル・フィエスタ』(1941)と、孤独な白人の少年の目をとおして、アンデスの人びとの悲哀を情感ゆたかにえがいた自伝的長編『深い川』(1958)が代表作。本書に収録しているのは、アルゲダスの初期のほぼすべての短編である。(本書「訳者あとがき」より)

版元から一言

ラテンアメリカ文学

著者プロフィール

ホセ・マリア・アルゲダス(アルゲダス,ホセ.マリア.)

jose maria arguedas ペルー南部のアンデスの町、アンダワイラスに生まれる。幼くして母を亡くしたことから先住民インディオの間で育てられ、スペイン語ではなくケチュア語が母語であるほど親しんだ。出自である白人の文化と先住民との間に引き裂かれる疎外感をテーマとして描く。代表作は本書に収められた「水」と『ヤワル・フィエスタ(血の祭り)』『深い川』(現代企画室)などがある。

杉山 晃(スギヤマ アキラ)

1950年ペルー・リマ生まれ。東京外国語大学スペイン語科卒業。清泉女子大学教授。
著訳書に『ラテンアメリカの文学 5 はかない人生,井戸,ハコボと他者』(オネッティ著、鼓 直・杉山 晃訳、 集英社、1984年)、『都会と犬ども 新潮・現代世界の文学』(バルガス・リョサ著、杉山 晃訳、新潮社、1987年)、『めくるめく世界』(レイナルド・アレナス著、鼓 直・杉山 晃訳、国書刊行会、1989年)、『燃える平原』(ファン・ルルフォ著、杉山 晃訳、水声社、1990年)、『ペドロ・パラモ』(ファン・ルルフォ著、杉山 晃・増田 義郎 訳、岩波書店(岩波文庫)、1992年)、『パティ・ディプーサ』(ペドロ・アルモドバル著、杉山 晃訳、水声社、1992年)、『深い川 ラテンアメリカ文学選集 8』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、現代企画室、1993年)、『南のざわめき ラテンアメリカ文学のロードワーク』(杉山 晃著、現代企画室、1994年)、『ヤワル・フィエスタ(血の祭り) シリーズ越境の文学/文学の越境』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、現代企画室、1998年)、『センチメンタルな殺し屋』(ルイス・セプルベダ著、杉山 晃訳、現代企画室、1999年)、『その時は殺され』(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『ラテンアメリカ文学バザール』(杉山 晃著、現代企画室、2000年)、『オール・アバウト・マイ・マザー』(ペドロ・アルモドバル著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『船の救世主』(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2000年)、『アフリカの海岸』
(ロドリゴ・レイローサ著、杉山 晃訳、現代企画室、2001年)、『アルゲダス短編集』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、彩流社、2003年)、『ダイヤモンドと火打ち石』(ホセ・マリア・アルゲダス著、杉山 晃訳、彩流社、2005年)などがある。

関連書

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