戦間期シカゴのニアウエストサイド界隈カオスの社会史(仮)

カオスの社会史(仮) 戦間期シカゴのニアウエストサイド界隈

高橋 和雅 著
四六判 / 200ページ / 上製
定価:2,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2739-7 C0022
奥付の初版発行年月:2021年02月 / 書店発売日:2021年02月24日
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内容紹介

多様な出自の人々が集う大都市シカゴの黒人集住地域の
生成と「生活空間」に焦点を当てた本書は、
これまで目を向けられてこなかった「生活空間」と、
その「生活空間」をめぐる微細なせめぎ合いを明らかにする
ものである。
大都市に数多存在していた“路上マーケット”に象徴される
「せめぎ合う生活空間」「雑然とした生活空間」から生みだされる
エネルギーや文化創造に対する斬新なアプローチ!

著者プロフィール

高橋 和雅(タカハシ カズマサ)

たかはし かずまさ
1984年、埼玉県生まれ。2007年、慶應義塾大学経済学部卒業。
2009年、専修大学大学院文学研究科歴史学専攻修士課程修了。
その後数年間、音楽商社に勤務したのち、退社。
2018年、専修大学大学院文学研究科歴史学専攻博士後期課程単位取得退学。
2020年、博士(歴史学)取得。
共著に、
「マックスウェル・ストリートの音風景――戦間期シカゴ
 の路上マーケットをそぞろ歩けば」(『歴史のなかの人びと
 ――出会い・喚起・共感』、彩流社、2020年)、
論文に、
「ブルースの可能性――アメリカ黒人史研究における展望」
(『専修史学』第44号、2008年3月)、
「アメリカの音楽文化に関する史的視座――理論的枠組の
 構築に向けて」(『専修史学』第55号、2013年11月)、
書評に、
「松原宏之『虫喰う近代――1910年代社会衛生運動と
 アメリカの政治文化』」(『専修史学』第56号、2014年3月)他。

目次

はじめに
第1章 マックスウェル・ストリート周辺区域の変遷
1 ユダヤ系居住区の形成――19世紀半ばから1920年にかけて
2 黒人居住区の形成――1920年代初頭から1930年にかけて
第2章 「雑然とした場」と化すマックスウェル・ストリート
1 路上マーケットの成立
2 ストリートに生じる人流
第3章 路上の変容への対応――二つの近隣組織を中心に
1 ウエストサイド歴史協会の始まり
2 理想を掲げて――「地域史」および
「地域コミュニティ」創出の試み
3 商店街の商人たちの試み
――マックスウェル・ストリート都市改良プロジェクト
第4章 路上の変容へのまなざし
     ――ニューベリー・アヴェニュー・センターを中心に
1 センターの設立と福祉活動への意気込み
2 センターの運営――まなざしを方向づける戦略
3 ニューベリー・アヴェニュー・センターのまなざし
第5章 「路上の混沌」を生きる
1 群がる人々、散らばる人々
2 「路上の混沌」――多様な生を営む人々
おわりに

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