フィールドノート断章スラヴ東欧研究者の備忘録

スラヴ東欧研究者の備忘録 フィールドノート断章

早坂 眞理 編著
A5判 / 120ページ / 並製
定価:2,500円 + 税
ISBN978-4-7791-2728-1 C0022
奥付の初版発行年月:2020年12月 / 書店発売日:2020年12月23日
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内容紹介

錯綜するポーランド、リトアニア、ベラルーシ、
ウクライナ地域の歴史に独自の視線で大きな足跡を残す
”早坂史学”生成の原点!

ポーランドの連帯運動、ソ連の崩壊とウクライナの独立を
現地で体験した歴史家であり、
碩学泰斗の歴史家たちの教えを真摯に受けとめ、
若くして知遇を得た研究者との変わらぬ交流を維持する一学究の歩み。

著者プロフィール

早坂 眞理(ハヤサカマコト)

Makoto Hayasaka.
はやさか まこと
東京工業大学名誉教授。
1948年、札幌市出身。
1983年、北海道大学大学院文学研究科博士後期課程修了、
1974~79年、ワルシャワ大学歴史学部および
      ポーランド科学アカデミー歴史研究所留学、
1992~93年、旧ソ連科学アカデミー・スラヴ学
      バルカン学研究所客員研究員、
1994年、ポーランド科学アカデミー歴史研究所客員研究員、
1983~1996 年、茨城大学教養部専任講師、助教授、教授歴任、
1996年~2014年、東京工業大学工学部教授配置換え、
        同大学院社会理工学研究科教授。
著訳書等に
『スラヴ世界 革命前ロシアの社会思想史から』
(B.A.ディヤコフ 著、加藤史朗との共訳、彩流社、1996年)、
『イスタンブル東方機関 ポーランドの亡命愛国者』
(筑摩書房、1987年)、
『憐れみと縛り首 ヨーロッパ史のなかの貧民』
(ブロニスワフ・ゲレメク 著、早坂眞理 訳、平凡社、1993年)、
『ウクライナ 歴史の復元を摸索する』
(リブロポート、1994年)、
『革命独裁の史的研究
 ロシア革命運動の裏面史としてのポーランド問題』
(多賀出版、1999年)、
『カフカース 二つの文明が交差する境界』
(木村崇、鈴木董、篠野志郎との共編、彩流社、2006年)、
『ベラルーシ 境界領域の歴史学』
(彩流社、2013年)、
『リトアニア 歴史的伝統と国民形成の狭間』
(彩流社、2017年)、
『ホロコーストを生き抜く 母の伝記と娘の回想』
(イレーナ・パウエル 著、河合秀和 訳、早坂眞理 翻訳協力、
(彩流社、2018年)、
『近代ポーランド史の固有性と普遍性 跛行するネイション形成』
(彩流社、2019年)など。

執筆者

ユーリ・ムィツィク(Юрий Мыцык)
キエフ・モヒラ・アカデミー付置聖堂・長司祭。
1949年、ドニエプロペトロフスク市(現ドニープロ市)生まれ。
ウクライナ科学アカデミー古文献学部門上級研究員。
キエフ・モヒラ・アカデミー大学終身教授。

ヤン・ユルキェヴィチ(Jan Jurkiewicz)
ポズナン大学歴史学部終身教授。
1946年、ポズナン県オストシェシュフ市生まれ。

目次

第一章 往古の士族共和政ポーランドの歴史を訪ね歩く
                 …………早坂眞理

生い立ちと研究への道のり
はじめてのポーランド留学(1974年11月~1979年2月)
さらば! 蝦夷地よ。最初の赴任地、茨城大学時代
憧れの旧ソ連研修へ出発する
ウクライナへ足を延ばす
中部イタリア旅行、リトアニア・ベラルーシ旅行、
 そしてモスクワを離れる
ワルシャワからトルン、そしてパリヘ
帰国後の後始末
東工大へ配置換えとなる
ロシア人旧教徒の村落調査を実施する
脳梗塞に倒れる──別荘暮らしをはじめる
ベラルーシ研究を本格化させる
 ── ポーロツク・ルーシの発見
定年──再び病魔に倒れる
イェジィ・スコヴロネク名称学術功労賞を受賞する
見果てぬ夢──自伝の執筆、最高のジンテーゼをめざして
おわりに

第二章 極東から東欧史を瞥見す〔ウクライナ語〕

Погляд на історію
Східної Європи з Далекого Сходу
               …………ユーリ ムィツィク

第三章 早坂眞理のリトアニア・ベラルーシ史研究に寄せて
〔ポーランド語〕

Spojrzenie z japońskiej perspektywy.
Historia Białorusi i Litwy w badaniach Makoto HAYASAKI z
              …………ヤン ユルキェヴィチ

関連書

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