舞台芸術の視座から文化を問い直す

文化を問い直す 舞台芸術の視座から

平田 栄一朗 編, 針貝 真理子 編, 北川 千香子 編
四六判 / 272ページ / 並製
定価:3,000円 + 税
ISBN978-4-7791-2721-2 C0074
奥付の初版発行年月:2021年02月 / 書店発売日:2021年02月04日
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内容紹介

文化が大切だからこそ「文化」をあえて問い直す
という意義あるパラドックス……

芸術経験を通じて当たりまえだと思っている「事象」を問い直し、
何らかの知見を導き出すこと。
舞台作品や朗読パフォーマンス、戯曲、日独の両言語で書かれた
ユニークな詩のなかに見出された
文化的自明性への問いを真摯に深く鋭く考察する。

著者プロフィール

平田 栄一朗(ヒラタエイイチロウ)

慶應義塾大学文学部教授。演劇学・ドイツ演劇。
著訳書に、
『在と不在のパラドックス  日欧の現代演劇論』
(平田栄一朗 著、三元社、2016年)、
『ドラマトゥルク 舞台芸術を進化/深化させる者』
(平田栄一朗 著、三元社、2010年)、
『バルコニーの情景  ドイツ現代戯曲選30
 第22巻』
(ジョン・フォン・デュッフェル 著、平田栄一朗 訳、
 論創社、2006年)他がある。

針貝 真理子(ハリガイマリコ)

東京藝術大学音楽学部准教授。演劇学・ドイツ文学。

北川 千香子(キタガワチカコ)

慶應義塾大学商学部准教授。演劇学・オペラ研究。
著訳書に
『ベートーヴェンの交響曲  理念の芸術作品への九つの道』
(マルティン ゲック 著、北川 千香子 訳、音楽之友社、2017年)
がある。

目次

序章  文化を問い直す
    ――文化・アイデンティティ・自由と舞台芸術
第一章 異物としての演劇言語
    ――演出家・鈴木忠志の国際共同制作
第二章 喜劇の文化戦略
    ――セルダー・ソムンジュの『我が闘争』朗読パフォーマンス
第三章 「もうひとつのフィクション」のすすめ
    :岡田利規『God Bless Baseball』における異他的なリズム
第四章 舞踏文化を動かすには
    :川口隆夫と田辺知美の『シックダンサー』における
     踊る主体と観客の視線
第五章 〈今ここ〉からずれる風景
    ――ハイナー・ミュラー『ハムレットマシーン』を例に
第六章 多和田葉子の「越境」
    ――混合文字詩「Die 逃走 des 月s 」を読む
第七章 罅割れる憧憬——クリストフ・マルターラー演出
    『美しき水車小屋の娘』における歌う主体の複数化と
                 家父長制的文化への抵抗
第八章 越境のオペラ/オペラの越境
   ――シュリンゲンジーフの《さまよえるオランダ人》演出を例に

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