ダムに沈んだ徳山村 百年の軌跡ホハレ峠

ホハレ峠 ダムに沈んだ徳山村 百年の軌跡

大西 暢夫 写真・文
四六判 / 271ページ / 並製
定価:1,900円 + 税
ISBN978-4-7791-2643-7 C0036
奥付の初版発行年月:2020年04月 / 書店発売日:2020年04月22日
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内容紹介

日本最大のダムに沈んだ村、岐阜県徳山村の最奥の集落に、
最後の一人になっても暮らし続けた女性(ばば)がいた。

奉公、集団就職、北海道開拓、戦争、高度経済成長、開発……
時代を超えて大地に根を張り生きた理由とは。

足跡をたどり出会った人たちの話から見えてきた
胸をゆさぶられる民衆の100年の歴史――。

映画『水になった村』(第16回地球環境映像際最優秀賞受賞。
書籍、情報センター出版局刊)監督の最新刊!

著者プロフィール

大西 暢夫(オオニシ ノブオ)

おおにし・のぶお
1968年、岐阜県揖斐郡池田町育ち。
東京綜合写真専門学校卒業後、本橋成一氏に師事。
1998年にフリーカメラマンとして独立。
ダムに沈む村、職人、精神科病棟、障がい者など
社会的なテーマに多く取り組む。
2010年より故郷の岐阜県に拠点を移す。
映画監督作品に、
『水になった村』、
『家族の軌跡 3.11の記憶から』、
『オキナワへいこう』などがあり
著書等に、
『僕の村の宝物 ダムに沈む徳山村山村生活記』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、1998年)、
『分校の子供たち』
(大西暢夫 著、カタログハウス、2000年)、
『山里にダムがくる』
(菅聖子 文、大西暢夫 写真、山と溪谷社、2000年)、
『おばあちゃんは木になった シリーズ自然いのちひと4』
(大西暢夫 写真・文、ポプラ社、2002年、
 第8回日本絵本賞)、
『ひとりひとりの人 僕が撮った精神科病棟』
(大西暢夫 写真・文、精神看護出版、2004年)、
『花はどこから 花・花びん・水をめぐる3つのものがたり』
(大西暢夫 写真、一澤ひらり 文、福音館書店、2005.年)、
『水になった村 ダムに沈む村に生き続けたジジババたちの物語』
(大西暢夫 著、情報センター出版局、2008年)、
『徳山村に生きる 季節の記憶』
(大西暢夫 写真・文、農山漁村文化協会、2009年)、
『ぶた にく』
(大西暢夫 写真・文、幻冬舎エデュケーション、2010年、
 第58回小学館児童出版文化賞、第59回産経児童出版文化賞大賞)、
『糸に染まる季節 ちしきのぽけっと13』
(大西暢夫 写真・文、岩崎書店、2010年)、
『ミツバチとともに 養蜂家角田公次
 農家になろう2』
(大西暢夫 写真、農文協 編、農山漁村文化協会、2012年)、
『津波の夜に ~3.11の記憶~』
(大西暢夫 著、小学館、2013年)、
『ここで土になる』
(大西暢夫 著、アリス館、2015年)、
『シイタケとともに きのこ農家中本清治 
 農家になろう8』
(大西暢夫 写真、農文協 編、農山漁村文化協会、2015年)、
『お蚕さんから糸と綿と』
(大西暢夫 著、アリス館、2020年)他がある。

目次

 プロローグ
第Ⅰ部 日本一のダムができるまで
  廣瀬ゆきえさんとの出会い
  徳山村、最後の住人の最後の日
  徳山ダム試験湛水
  静かな移転地
第Ⅱ部 徳山村、百年の軌跡
  廣瀬ゆきえ 幼年期
    門入での家族
    徳山小学校門入分校
    「綴り方」教室
    「頼母子」の相互扶助
    
    二泊三日の運動会
  はじめての滋賀県。海を見た
    養蚕と麻の栽培
    一四歳で夜中にホハレ峠を越える
    ボッカの大男
  はじめての巨大紡績工場へ
  結婚―開拓の地、北海道真狩村へ
  今井磯雄・敏子夫婦との出会い
  長男・陸男
  開拓団長・今井茂八に札幌で会えた
  国営のミハラ444農場へ
  橋本から廣瀬へ
  徳山村にダムがやってくる
  徳山村は命の大地
  ゆきえばばが、死んだ
 エピローグ

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