民族の基層と源流を想う黒潮文明論

黒潮文明論 民族の基層と源流を想う

稲村 公望 著
四六判 / 368ページ / 上製
定価:3,200円 + 税
ISBN978-4-7791-2160-9 C0039
奥付の初版発行年月:2015年08月 / 書店発売日:2015年08月17日
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内容紹介

奄美生まれの著者が、日本列島に沿って流れる「黒潮」にまつわる
様々な物語を縦横無尽に語る。
 現地調査の成果に加え、博覧強記の知識によって、黒潮が洗う
島々の習俗、文化、言語、食、そして海沿いに建つ原発にまで
話題は及ぶ。
 神話から現代まで時空を駆け巡り、日本の基層を探る文明論!

著者プロフィール

稲村 公望(イナムラ コウボウ)

いなむら・こうぼう
1947 年生まれ。現在中央大学大学院公共政策研究科客員教授。
奄美・徳之島出身。東京大学法学部卒。
1972 年、郵政省入省、アメリカ研修(フレッチャースクール修了)、
八女郵便局長、1980 年、在タイ王国日本大使館一等書記官。
1983 年、郵政省へ復帰。その後、通信政策局国際協力課長、
郵務局国際課長、沖縄郵政管理事務所所長、郵政大臣官房審議官、
中央省庁再編により総務大臣官房審議官、
政策統括官(情報通信担当)、郵政事業庁次長、
日本郵政公社発足と同時に常務理事などを歴任。
郵政民営化に反対して退任。
2012 年10 月、改正郵政民営化法に基づき、
2012 年10 月1 日に誕生した「日本郵便」の副会長に就任。
2014 年3 月、日本郵便常務顧問を辞任。

目次

●黒潮洗う大日本の島々に神は宿る。
●黒潮に乗って蝶が渡る。
●黒潮が作った伊豆の結界。
●温暖な気候と風土は黒潮の賜。
●「谷」と「沢」の東西の違い。
●海と山とー黒潮文明の往還。
●母なる「アマ」と「アメ」。
●黒潮と海神国の系譜。
●寒さと塩と黒潮の民の関係。
●黒潮の民と色彩の関係。
●南洋諸島と黒潮民族日本の責任。
●黒潮民族による壮大な言語の伝播。
●黒潮の島々への疾病の侵入。
●原発が破壊した日本の浜辺。
●琉球と熊野を結ぶ黒潮の道。
●原発に変わりうる黒潮発電。
●西郷隆盛の南島憧憬。
●黒潮言語(島言葉)の豊かさ。
●徳之島方言の研究。
●日本列島は同一言語である。
●日本漆文化の起源と伝統。
●鹿児島神宮と隼人。
●日本の巨木クスノキは黒潮植物。
●黒潮の流れの北辺を行く。
●米帝国主義の膨脹と捕鯨。
●鎖国日本利尻島に渡来した米国人。
●アイヌと黒潮文明。
●各国が領有を争う黒潮の海。
●黒潮文明の漁獲遺構。
●南米起源の古代人類は存在するか。
……など

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