沖縄や島を中心に、街の人々の日常を訪ね歩く。
主著『東京ワンデイスキマ旅』、
『さらにひたすら歩いた沖縄みちばた紀行』、『ムカたびジャパ~ン!?』
(以上彩流社)、『石垣・宮古ぐだぐだ散歩』、『絶海の孤島』
(ともにイカロス出版)、『沖縄・奄美の小さな島々』(中公新書ラクレ)、
『沖縄ディープインパクト食堂』、『オキナワマヨナカ』(ともにアスペクト)、
『沖縄バカ一代 ②』、『さすらいの沖縄伝承男』
(ともに林檎プロモーション)、『沖縄の島へ全部行ってみたサー』
(朝日文庫)ほか多数。 彩流社 サイリュウシャ 第1章 サイパン望洋――具志川、金武
第2章 首都壊滅――那覇
第3章 ケラマ
第4章 中部戦線
第5章 混沌の北部戦線
第6章 伊江島
第7章 南部戦線①南進、そして敗走
第8章 南部戦線②女子学徒の足跡、そして摩文仁へ
第9章 まだ終わらない 久米島スパイ容疑虐殺事件
第10章 マラリア (社)日本図書館協会 選定図書 沖縄を歩き続ける著者が、沖縄戦を整理する旅に出た。
出来事が起きた場所を起きた順に、時間軸に沿って歩く旅。
何気ない言葉に耳を傾け、土地が持つ記憶をたどり、
時にはカフェや居酒屋にも寄りながら旅は進む。
観光地化されていない慰霊碑。
そこに戦跡があるはずなのに、たどり着けない焦燥……。
悲惨な歴史とのどかな空気が交錯し、
開発と観光の大波が押し寄せる「沖縄のいま」――
その風景は何を意味するのか。
1944年7月7日「サイパン陥落」から、
1946年1月3日「護郷隊長投降」までの546日間を、
自分の足でひたすら歩いた「旅する沖縄戦」。
その実踏紀行をまとめた1冊。
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