〈狭さ〉の美学



著訳者名近藤 祐 著
副題草庵・茶室・赤ちょうちん
書名ヨミセマサノビガク
仕様/ページ数四六判/並製/219ページ
定価1,800円+税
ISBN978-4-7791-7088-1
出版年月日2017/4/14


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日本文化における〈狭さ〉の価値と魅力。〈狭さ〉とはただのデメリットなのだろうか。都市空間において排他的敵対的な〈広さ〉に囚われ自閉する私たちに、〈狭さ〉が内在させるものはいかなるアンチテーゼとなりうるのか。

目次

第1章 隠者たちの草庵
 方丈庵 その〈狭さ〉の意味
 「かたち」ではないものとは何か?
 『徒然草』の倫理
 芭蕉は何故さまようのか?

第2章 茶室という小宇宙
 一休禅師 珠光 紹鷗 利休
 〈狭さ〉と無限
 「只麼(しも)」なる美

第3章 南画 または絵のなかに棲むということ
 中国山水画史の憂鬱
 南画に見る「私たち」

第4章 どうすれば良いのか
 現代都市における〈狭さ〉
 赤ちょうちんの永遠
 〈狭さ〉という生き方

著者プロフィール

近藤 祐(コンドウ ユウ)
1958年東京生まれ。建築家。慶應義塾大学経済学部卒業。
アパレル企業企画部に勤務後、設計事務所での勤務を経て独立。
現在、建築デザイン事務所を運営している。
著書に『物語としてのアパート』、『洋画家たちの東京』、
『脳病院をめぐる人びと』、『生きられる都市を求めて』
(すべて彩流社刊)。