賢治ラビリンス

著訳者名金成 陽一 著
副題夜の川のほとりのゴーシュ
書名ヨミケンジラビリンス
仕様/ページ数四六判/並製/230ページ
定価2,500円+税
ISBN978-4-7791-2832-5
出版年月日2022/6/21
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内容紹介

欄創作童話の世界への誘う

グリム童話研究者によるユニークな「賢治論」
かつて同僚だった日本文学研究者が「賢治童話はたぶん日本文学だけしかやってない者には手ごわい」とよく話していた。
賢治の作品は、文学のみならず、植物、生物、化学、鉱物、天文学、農学、音楽、宗教等多岐にわたり日本の「創作童話」という狭い檻の中にはとても入り切るはずもない。
いまなぜ「宮沢賢治」なのか? 
本書で取り上げた賢治の作品は以前から著者が気になっていた小品にスポットを当てる。
独文学者による比較文学論的賢治童話読解。

目次

「ワラシとボッコと奥州と欧州と」
(ざしき童子のはなし/ドイツの視点から)

「夜の川のほとりのゴーシュ」
(セロ弾きのゴーシュ)

「クンとフウとツェ」(ねずみ物語)

「虚栄と韜晦と邪教・三つ巴の果て」
(洞熊学校を卒業した三人)

「わかっちゃいるけどやめられね~の美学」
(毒もみのすきな署長さん)

「のんのんのんのんの仮面」
(ほんたうの神さま/オツベルと象)

著者プロフィール

(かなり・よういち)
獨協大学外国語学部を経て日本大学大学院独文博士課程満期退学。
その後、相良守峯教授の推薦により、新設の尚美音楽短期大学専任講師。1987年、いわき明星大学教養部助教授、そのあと同大学人文学部日本文学科教授。兼任講師は日本大学・獨協大学・中央大学・跡見女子大学・他。
ポップカルチャー学会元会長。
著書に『誰が「赤ずきん」解放したか』『グリム童話の中のぞっとする話』(大和書房)
『グリム残酷童話』(講談社+α文庫)
『おとなのグリム童話』『遠い記憶 遠い国』(彩流社)等多数ある。

※上記内容は情報登録時のものです。