腐男子精神科医の人生ウラ道ガイド

著訳者名日原雄一著
副題去年の八月に死ぬはずだったのに。
書名ヨミフダンシセイシンカイノジンセイウラミチガイド
仕様/ページ数四六判/並製/160ページ
定価1,500円+税
ISBN978-4-7791-2821-9
出版年月日2022年4月18日
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内容紹介

去年の八月に死ぬはずだったのに……
新型コロナウイルス禍の基本的に「死にたい」というウツ的日々のなかで、
その二、三割をだいじにしていきたいとおもっていると、コロナ陽性でこれ
が遺稿になったりする。基本的に一寸先は闇なのです。

若き精神科医によるモーレツ変化球的エセー、かつカルチュアおよびブック・レビュー。

目次

第1章 人生ウラ道ガイド、望郷編・社会のウラ道を生きる
    闇の知恵者から、人生の教えを受けて・日本ぼっち党宣言
    ~やはり俺の国粋主義はまちがっている・サアカスの闇に
    呑まれし者ども・奇人たちの神保町~古書と寄席場と男と女

第2章 ココロとカラダは連関してるからしょうがない。・地には
    目玉を~上に飛び出す眼球と下におさまる睾丸のはなし・
    温泉主義者たちのはだかのユートピア~浴場は欲情に
    通ずるのか。・心靈のエロティシズム ~あるいは黄泉の国
    に滞在する方法。・ファルスのはなし~屹立せる男根について
    の小論

第3章 天使とタヌキと美少年可愛いものたちの異郷・欲にまみれた
    天使たち~酒乱で淫乱でものぐさな、天からの使い・八化け
    タヌキの百面相~やがて来るべき『日本狸文学志』のために・
    美少年たちのなかで滅びたい~「わかってる」美少年最強説

第4章 きみのメンタルを癒すブック・ガイド・『小沢信男さん、
    あなたはどうやって食ってきましたか』・中島らも『DECO-CHIN』
    (『君はフィクション』所収)・倉阪鬼一郎『アンドロイド情歌』
    ・荻原魚雷『書生の処世』・矢野寛治『団塊ボーイの東京』・
    『村崎百郎の本』・みこいす『みんなの愚痴、聞かせて!!!!!』
    ・永田カビ『一人交換日記』・阿部共実『空が灰色だから』・
    ヒロユキ『アホガール』・谷岡ヤスジ『のんびり物語』・山本文緒
    『再婚生活私のうつ闘病日記』・ぴい『過剰妄想少年』・神木隆之介
    『Sincérité』・北杜夫『巴里茫々』・大橋良枝『愛着障害児との
     つきあい方―特別支援学校教員チームとの実践―』

エピローグ 私はどこでも「B面」だった

著者プロフィール

1989年6月東京生まれ。暁星高校および帝京大学医学部卒業後、帝京大学医学部附属溝口病院で初期研修ののち溝口病院精神科に入局。自殺予防のスペシャリスト・張賢徳先生のもとで学ぶ。日本総合病院精神医学会で「精神科初診患者の自己診断に関する検討」を発表。精神科初診患者が話す自己診断はおおむね正しいことを述べた。2022年4月からは東横惠愛病院に勤務。2010年「落語協会落語台本コンテスト」に「兄さんのケータイ」(三遊亭白鳥・演)で優秀賞、その他受賞歴多数。2011年より「トーキングヘッズ叢書」に「うろんな少年たち」「私が愛したマジキチ少年アラカルト」「生き延びるための逃走術 世界から、自分から」などといった漫文を書く。著書には『落語は生に限る! 偏愛的落語会鑑賞録』(彩流社)、『生き延びるための逃走術 腐男子精神科医の妄想メンタル科』(三一書房)等がある。