メルヴィルに挨拶するために

著訳者名 ジャン・ジオノ 著 /山本 省 訳
副題  
書名ヨミ メルヴィルニアイサツスルタメニ
仕様/ページ数 四六判/並製/304ページ
定価 3,000円+税
ISBN 978-4-7791-2793-9
出版年月日 2022/1/12
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『白鯨』の仏語訳者ジオノによる評伝的小説

▼『メルヴィルに挨拶するために』

『白鯨』の仏語訳をリュシアン・ジャックとともに完成したジオノが、その序文として書いた作品。 メルヴィルは行き当たりばったりの旅でアデリーナ・ホワイトという女性と出会い、両者は互いに相手に対して不可思議とも形容できる精神的な友情を覚え、神秘的な時を過ごし別れる。メルヴィルは『白鯨』を彼女のために全身全霊をこめて書いたが――。
作家メルヴィルのなかに人見知りの激しい人間でありながら、機が熟すると文学に没入するというジオノ自身の性格が投入されている。ジオノの最高傑作のひとつ。

▼『逃亡者』はフランス人の主人公が、それまで所属していた社会から、経緯は一切不明であるが逃亡、祖国フランスからも脱出しスイスに亡命し、ある地方長官に保護される……

著者プロフィール

ジャン・ジオノ
Jean Giono.1895~1970. 
作家。プロヴァンス地方マノスク生まれ。
16歳で銀行員として働き始める。
1914年、第一次世界大戦に出征。
1929年、長編小説『丘』がアンドレ・ジッドに認められ出版。
第二次世界大戦では徴兵反対運動を行う。
1939年、逮捕される。
1953年の『木を植えた男』はジオノ没後、
20数か国語に翻訳されている。

山本 省(ヤマモト サトル)
1946 年兵庫県生まれ。仏文学者、信州大学名誉教授。
1969 年京都大学文学部卒業。1977 年同大学院博士課程中退。
1978 年信州大学教養部講師のち農学部助教授、教授。2012 年定年。
ジャン・ジオノを研究、精力的にジオノ作品を翻訳する。
著訳書に『南仏オート=プロヴァンスの光と風』(2004) 、『ジャン・ジオノ紀行』(2006) 、『ジオノ作品の舞台を訪ねて』(2017) 、『天性の小説家 ジャン・ジオノ』(2014) 、『木を植えた男』(2006)、『憐憫の孤独』(2016) 、 『ボミューニュの男』(2019) 、『二番草』(2020) 、『青い目のジャン』(2020) 、『本当の豊かさ』(2020) 、『大群』(2021) 、『純粋の探究』(2021) 、『蛇座』(2021) 等がある。

ジャン・ジオノの作品