英米文学、多彩な文学解釈への誘い



著訳者名 川成 洋 /吉岡 栄一 編、他
副題 シェイクスピアからシドニー、ソローからトウェイン
書名ヨミ エイベイブンガクタサイナブンガクカイシャクヘノイザナイ
仕様/ページ数 四六判/上製/380ページ
定価 4,000円+税
ISBN 978-4-7791-2792-2
出版年月日 2021/11/12

 

 

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文学を中心に個性豊かな書き手が、歴史、宗教、音楽、演劇等を縦横無尽に論じる新しい試み。白眉となるシェイクスピア「恋人たちの死」論考他、新進気鋭の中堅・若手研究者たちによる詩論等も、注目して然るべき論集。

目次

Ⅰ イギリス文学編
第1章  講義:世界を変えるシェイクスピアの二組の恋人たちの死  チャールズ・モウズリー(伊澤東一訳)
第2章  子供の反逆・『恋の骨折り損』と『御意のままに』  杉浦裕子
第3章  シドニーの『アーケイディア』  村里好俊
第4章  ジョージ・ハーバートと聖なる贈物のパラドックス  山根正弘
第5章  コンラッドの『勝利』論  吉岡栄一
第6章  アイリス・マードックの『ブルーノの夢』論  山本長一
第7章  ディラン・トマスの「言葉に彩り」とW・B・イェイツ  太田直也
第8章  キャロル・アン・ダフィの『ザ・ワールズ・ワイフ』における女性の詩人たち  石田由希
第9章  リヴァプール詩、音楽、そしてリリー・ザ・ピンク  木村聡雄
第10章 R・S・トマスの主題の変遷と神の存在証明  永田喜文

Ⅱ アメリカ・カナダ文学編
第1章  H・D・ソローの小屋あるいは住まい  奥田穣一
第2章  『マーク・トウェイン 完全なる自伝』に探るトウェインの実像  有馬容子
第3章  ジョン・ドス・パソスの一九三〇年代の戦い・スペイン内戦体験  川成洋
第4章  サム・シェパードのアイルランドでの再生  古山みゆき
第5章  アトウッド『またの名をグレイス』における知の体得の意味  塚田英博

著者プロフィール

川成 洋(カワナリ ヨウ)
1942年生まれ。法政大学名誉教授。北海道大学文学部英文科卒業、東京都立大学大学院修士課程修了。社会学博士(一橋大学)。現代スペイン学会会長。ロンドン大学客員研究員、ケンブリッジ大学客員研究員、マドリード大学客員研究員を歴任。書評家。武道家(合気道6段、居合道4段、杖道3段)。著書等に『スペイン通史  シリーズコンパクトヒストリア』(丸善出版、2020年)、『スペイン内戦〈一九三六~三九〉と現在』(川成洋、渡辺雅哉、久保隆 編、ぱる出版、2018年)、『英国スパイ物語  中公選書』(中央公論新社、2018年)、『イギリスの歴史を知るための50章  エリア・スタディーズ ヒストリー』(川成洋 編著、明石書店、2016年)、『スペイン文化事典』(川成洋、坂東省次 編、セルバンテス文化センター東京 編集協力、丸善出版、2011年)ほか多数。

吉岡 栄一(ヨシオカ エイイイチ)
1950年生まれ。東京情報大学名誉教授。法政大学大学院英文学専攻博士課程満期退学。トルーマン州立大学大学院留学。日本コンラッド協会顧問。日本オーウェル協会会員。『マーク・トウェイン コレクション全20巻』(彩流社)を責任編集。著訳書等に『函館 歌と文学の生まれる街 その系譜と精神風土』(アルファベータブックス、2020年)、『開高健の文学世界 交錯するオーウェルの影』(アルファベータブックス、2017年)、『ジョージ・オーウェルと現代 政治作家の軌跡』(彩流社、2014年)、『英米文学にみる仮想と現実 シェイクスピアからソロー、フォークナーまで』(川成洋、吉岡栄一 編、彩流社、2014年)、『村上春樹とイギリス  ハルキ、オーウェル、コンラッド』(彩流社、2013年)、『文芸時評 現状と本当は恐いその歴史』(彩流社、2007年)ほか。

伊澤 東一(イザワ トウイチ)
1942年生まれ。拓殖大学名誉教授。明治大学大学院英文科修士課程修了。著書等に『クリスマス・イヴの仏教徒  幾つになっても、一歩踏み出せば、世界は広がる 還暦を迎えてから単身渡英した一仏教徒の留学体験記』(22世紀アート、2021年)、『田園のイングランド 歴史と文学でめぐる四八景』(宇野毅、市川仁、石原孝哉、伊澤東一 編著、彩流社、2018年) 、『英米文学に描かれた時代と社会 シェイクスピアからコンラッド、ソロー』(川成洋・吉岡栄一・伊澤東一 編、悠光堂、2017年)、『イギリスの四季 ケンブリッジの暮らしと想い出』(石原孝哉・市川仁・伊澤東一・宇野毅 編著、彩流社、2012年) ほか。