疾駆する白象
著訳者名 | 野上 勝彦 著 |
副題 | ザ・グレート・ゲーム東漸 |
書名ヨミ | シックスルハクゾウ |
仕様/ページ数 | 四六判/並製/892ページ |
定価 | 4,500円+税 |
ISBN | 978-4-7791-2787-8 |
出版年月日 | 2021/11/8 |
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時代は、ビルマ最後となる王朝、コンバウン朝の第六代ボードーパヤー王(在1782 ~ 1819)から第七代バジドー王に代替わりするころ。
当時のミャンマー(ビルマ)情勢を背景として、日本人の漂流民と、アワド藩王国出身のセポイ(インド兵)を主人公にすえた、血湧き肉躍る冒険活劇的に、小説として創りあげたものである。
膨大な資料を参考に、複雑に絡み合う欧州列強とアジア諸国の虚虚実実、権謀術数を描く物語。
著者プロフィール
野上 勝彦(ノガミ カツヒコ)
1946年6月、宮崎県都城市生まれ。慶應義塾大学文学部独文科中退。早稲田大学第二文学部英文学科卒業。早稲田大学大学院英文学科修士課程修了。英国ウォリック大学大学院欧州演劇科修士課程修了。英国バーミンガム大学大学院シェイクスピア学科博士課程修了(Ph.D.)。これまで、千葉工業大学工学部教授、早稲田大学文学部及び大学院非常勤講師。明治大学文学部兼任講師。跡見学園女子大学文学部兼任講師。千葉大学教養部、目白学園女子短期大学、芝浦工業大学工学部、日本大学生産工学部、大東文化大学文学部の非常勤講師等を務める。
著書に『〈創造〉の秘密 シェイクスピアとカフカとコンラッドの場合』(彩流社、2018年)、『暁の新月 ザ・グレート・ゲームの狭間で』(彩流社、2019年)、『始源の火 雲南夢幻』(彩流社、2020年)がある。