ブラック・ライヴズ・マター運動 誕生の歴史



著訳者名バーバラ・ランスビー 著/藤永 康政 訳
副題
書名ヨミブラックライヴズマターウンドウタンジョウノレキシ
仕様/ページ数A5判/上製/312ページ
定価3,500円+税
ISBN978-4-7791-2785-4
出版年月日2022/2/18
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人びとは闘いつづける。これ以上涙を流さないために

著者のバーバラ・ランスビーは第一流の研究者であり、かつ人種闘争の最前線に立ち続けるアクティヴィストでもある。
本書は、現代アメリカを語る上で目を逸らすことなどできなくなったBLM(ブラック・ライヴズ・マター)運動について、その誕生の瞬間に立ち会い、数え切れないほど多くの活動家や団体と足並みを揃えて闘い続けている著者の、研究成果の結晶である。

原著:Barbara Ransby, Making All Black Lives Matter: Reimagining Freedom in the 21st Century. University of California Press, 2018.

目次

(抜粋)

第1章 運動の序幕
第2章 トレイヴォンに正義を
第3章 ファーガソン蜂起とその波紋
第4章 権力を握った黒人と怒る黒人
第5章 テーマ、ディレンマ、そしてチャレンジ
第6章 バックラッシュと代償
第7章 ローカルな現場の光景
第8章 政治のキルトを編み上げる人びと、そして逃亡奴隷の空間

著者プロフィール

バーバラ・ランスビー (著)
Barbara Ransby.
イリノイ大学(シカゴ校)で、アフリカン・アメリカン・スタディーズとウィメンズ・スタディーズの教授を務める。主著に、Ella Baker and the Black Freedom Movement: A Radical Democratic Vision (2003, UNC Press); Eslanda: The Large and Unconventional Life of Mrs.Paul Robeson (2013, Yale Press);Making All Black Lives Matter (2018, University of California Press:本訳書)。
さまざまな政治社会活動にも積極的に関与し、BYP100をはじめとするBLM加盟組織の創設を支援した実績を持つ。

藤永 康政(フジナガ ヤスマサ) (訳)

日本女子大学文学部教授。アメリカ黒人史。
主な業績に、
「揺れ動くアメリカの中道 ブラック・ライヴズ・マター時代の民主党」『世界』(2020年11月、岩波書店)、
「チェチョーカの拳 ブラックパワーとブラック・ライヴズ・マター」『現代思想 臨時増刊 総特集 ブラック・ライヴズ・マター』(2020年10月、青土社)、
「キングのヴィジョン、マルコムの呪い、ニガ、ハイパワー!  ケンドリック・ラマーとブラック・ポリティクス」 『ユリイカ 特集 ケンドリック・ラマー  USヒップホップ・キングの肖像』(2018年8月、青土社)、
『「ヘイト」の時代のアメリカ史 人種・民族・国籍を考える』(「黒人都市ゲトーを見つめるまなざし」所収、共著、兼子歩、貴堂嘉之 編、2017年、彩流社)、
「ファーガソンの騒乱 「監獄社会」と21世紀の人種主義」(『アメリカ史研究』第38号、2015年8月)、
『越境する1960年代 米国・日本・西欧の国際比較』(「「公民権物語」の限界と長い公民権運動論」所収、共著、油井大三郎 編、2012年、彩流社)、
『流動する〈黒人〉コミュニティ アメリカ史を問う』(「プルマン・ポーターの公共圏」所収、樋口映美 編、2012年、彩流社)、
『二〇世紀〈アフリカ〉の個体形成 南北アメリカ・カリブ・アフリカからの問い』(「モハメド・アリの「誕生」」所収、真島一郎 編、2011年、平凡社)、
『文化と政治の翻訳学 異文化研究と翻訳の可能性』(「ヒップホップの想像力とアメリカ現代社会」所収、山本真弓 編著、2010年、明石書店)などがあり、現在、雑誌『思想』(岩波書店)にて「黒人自由闘争の歴史」を連載中。