連合赤軍の時代
著訳者名 | 三木 武司 著 |
副題 | |
書名ヨミ | レンゴウセキグンノジダイ |
仕様/ページ数 | 四六判/並製/360ページ |
定価 | 3,000円+税 |
ISBN | 978-4-7791-2778-6 |
出版年月日 | 2021/10/20 |
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あれから50年…「連合赤軍事件」に関する多面的検証の書。
1971年から772年にかけて全国にその名を轟かせた集団が存在した。その名は「連合赤軍」。
本書は、連合赤軍が引き起こした一連の事件および「連合赤軍事件」が勃発するに至った当時の時代背景を踏まえ、事件の真相を明らかにしようと試みたものである。
著者は執筆にあたって事実のみをベースに検証・考察する。そのために、当事者への取材をできる限り行い、当事者が書いた文献を丹念に読んだ。
これら当事者とはもちろん事件を起こした犯人、つまりは連合赤軍のメンバーで本書での主役である。また、事件を取り締まった警察関係者、マスコミ関係者も当事者に加えることもできる。それぞれの立場で関係者は手記を残している。立場が違えば考え方・関わり方が違う。
本書では、それぞれの立場からの多角的多面的な視点を導入し、事件の検証を試みた。
目次
(1) 「この顔にピンときたら110番!」
(2) 発端――群馬県・榛名湖畔、妙義湖畔、籠沢、軽井沢、レイクニュータウン
(3) 連合赤軍前史――「過激派」「極左」と呼ばれた彼ら
(4) 連合赤軍の時代
(5) 連合赤軍の成立から「自滅」――あさま山荘漂着まで
(6) あさま山荘の内と外
(7) あさま山荘事件後――その後の連合赤軍
(8) 首謀者森恒夫とは
(9) サブリーダ? 永田洋子の人間像
(10)連合赤軍に参加しなかった面々
(11)連合赤軍メンバー27名の身上調書
(12)革命と性
(13)私的考察的結論
著者プロフィール
三木 武司(ミキ タケシ)
1958(昭和33)年10月、香川県高松市生まれ。
松島小学校、光洋中学校、高松高校、九州大学(理学部生物学科)卒業。
西南学院高校(福岡市)で時間講師、香川県立高校(志度商業高校、高松東高校、高松高校、土庄高校、高松西高校)で教諭として勤務。
2019年3月定年退職。著述業として現在に至る。高松市在住。
趣味は昆虫採集。地元の昆虫同好会である瀬戸内むしの会の会長を務めている。